病院で入院をすると言い
納得したようだったが


そこから明らかに母の
元気も食欲もなくなった
母の本音は入院したくない


またコロナ渦で家族とも面会禁止
着替えなども看護師さんに渡して
入院中も一切会えない


と説明を受けたのもショックだったよう
テレビをつければコロナの感染者は
どんどん増えて事態は悪化している
ようにしか見えない



入院したら家族に会わないで
死んでしまうのではないか
という不安が襲うようだった


精神的にも不安定で
急に怒りだしたり
ぼーとして会話も全然噛み合わない



以前より寝ている時間が長くなり
ベットから起き上がるのも
面倒になっているようだった



「入院して抗がん剤治療しかない」
と言われたが


そう言われるのは事前に予想
出来ていた。


同じ病院で担当の先生が違えど
前回の診断は間違いで
通院で抗がん剤治療もしないでいい


と意見が覆ることは
ないだろうと思っていた



やはり同じ病院では
セカンドオピニオンにはならない



これは大事な問題だから
慎重に事を進めよう



妹とも相談して
病院に連絡した



しかし病院を責めるような事は
しなかった
何が正しいのか模索している
状態だったので事実だけを伝えた


①まず母が不安で元気がなく
食欲も体力、気力も落ち込んでいる
入院したら面会禁止も不安のタネに
なっている


②やはり他の病院を受診して
しっかり納得して本人が病気と
打ち勝つ気力を備えたいので
セカンドオピニオンを希望します。



と連絡したら何度か電話のやりとりは
あったが病院側もすぐに紹介状を
出すと言ってくれた



セカンドオピニオンには口コミ評判の
良かった病院を選択した。



そちらにセカンドオピニオンを受診の
旨を伝えたら


電話口の看護師さんはとても忙しく
電話の最中も周りから話しかけられて
そちらにも対応しながら
わたしの話も親身に聞いてくれた


「セカンドオピニオンは保険が
ききません。10割負担になります。
通常の外来受診で受けさせていただきます
またお母様の話にしっかり聴く耳を
持っていると思われるベテランの
S医師をお勧めします。明日の午前が
担当になっています。」


ということで早速翌日紹介状を
もらってS医師の元へ向かうことにした


続きはまた明日