親ばかアワー
月に1回程度プールに行ってクロールを教えておりますが、一応泳げるようにはなってきて、今は息継ぎを特訓中です。
まだ、プールの深さに身長が届かないので、恐怖が先にきてしまうようです。
最初の頃は安い子供用ゴーグルをつけさせていたのですが、足の着かないプールに対する恐怖とスパルタ教育のお父さんに対する恐怖で脂汗をかくためか、すぐに曇ってしまうため、長時間つけていても痛くない、ぴったりフィットのクッション付曇り止め加工ゴーグルを購入。
やはり、良いものは違いますね。
全く曇りません。
「さあ、来い!」
と、プールのへりにしがみついているkento君に5mぐらい先から声をかけたところ、あれ?ぴったりフィットで水が入ってこないはずなのに、なぜかゴーグルの中に水が入っています。
ベルトがゆるいのかなと思って近づいたところ、思いっきり鼻水も出ていて、ゴーグルの中に涙が溜まっている状態でした。
泣くとお父さんに怒られるので、
「泣いてません」
と言って、必死にお父さんのところまで泳いで来たところを抱き上げて
「やればできるじゃん」
と褒める。
これ、最近学んだことですが、やる前に「あなたはやれば出来る子」と褒めると、実力の伴わないナルシストを育てることになってしまうとのこと。
この実力の伴わないナルシストは大人になると相当厄介で、この思考を変えていくのは至難の業だそうです。
だから、そうならないよう大事なのは能力ではなく努力を褒めること。
足が着かないプールだからこそ溺れないよう必死になって泳ぐ。
出来ないと決め付けず、まずは必死にやってみる。
その努力は本当に「必死」のレベルなのか。
子供からも学んでます。
銀座パパ