朗読劇「不思議な少年」大千穐楽!

 

 

 

一番感じたのは、

 

 

やっぱコミュ力。

 

 

緒方恵美様

 

 

が危機感を抱いたコミュニケーション能力不足、

 

役者さんが舞台上で演じるにあたって、相手役の演技によって

 

自分の演技もまたそれに合わせて変化していく.....

 

自分だけがしっかり役を務めればそれで、OKではなく、臨機応変に対応する力。

 

舞台というLIVEによって大きく培われる能力、

 

でも、それって役者同士だけでなく、お客様とのコミュニケーション、

 

自分の演技や技能の反応が即時に帰ってきて、同時進行で役者さんに

 

フィードバックされていく.... 

 

それは例えばアニメの収録や映画の収録などの仕事とは決定的に違う、

 

例えば視聴率や興行収入などという時間差があって、間接的に分かる

自分達の成果ではなく

 

やってるそばから、お客さんのリアクション、”First Reaction"がこれ以上はない

鮮度で得られる.....

 

 

そういう意味では、私は宇都宮公演から観てる訳ではないから、分からないが

 

 

緒方恵美様

 

 

が目指された、舞台上によって役者とのコミュ力は同じ俳優の卵さん達同士だけでなく

 

そう、お客様との舞台を通じてのコミュ力も、去年のこの企画が始まった段階に比べて、

格段に違っていたのではないかと.......

 

そういう部分でも、舞台上の演者の皆様は今回のツアーで何かを掴んだのではないかと....

 

印象的だったのは最後の舞台の挨拶で、演者さんが一人一人ずつ今回のツアーについて

の感想や想いを述べられていた時に

 

島倉凱隼さん

 

が、アンケートのお客様の感想を楽しみにしてるので、ぜひ感想をお願いします...。

 

みたいな事を述べられていた...   あの様な御言葉で出てくるのも

 

例えば、今回のツアーでやれるだけの事はやったし、何がしかの”掴んだもの”が

 

演者の皆様自身が感じていたからではないのか...... と...

 

Youtube動画...

昔の多分TV番組みたいなのに、

Daryl Hall & John Oateさん

が出演した際の動画だと思うのだが、

 

御二人がアコギを抱えて登場、インタヴューの合間に往年の名曲をアコギとその御歌声

だけで演奏されてるのが、

 

もう演奏が始まって数秒もしないのに、自分含め聴衆の心を鷲掴み....

 

「ああ、素晴らしい、これが本当のプロや~」

 

そういう意味では、大千穐楽の役者の皆様も会場のお客さんの心を掴んで、プロへの道を着実に

歩み始め.....

 

 

とか、Youtube動画を視ながら

コミュニケーション能力も臨機応変力も皆無なワタスは想いましたとさ。

 

 

そして、こんな貴重な機会をアフターコロナという、縮退した日本の中で若手に与えられる

 

 

緒方恵美様

 

 

がこの国にいらっしゃるという事は、声優界いや、日本の芸能にとってもひとつの

幸運なのでは!? ...とも、想ったとさ。