昨晩
A WONDER BOY
拝見、もう朗読劇どころの騒ぎじゃないですよ。
横浜公演と昨晩の公演
2回しか拝見しておりません。
まあ、演劇の事も声優さんの事も舞台の事も演技の事も
全然分かってない、ド素人中のど素人ですが、
昨晩の舞台が一番完成度高かった様に思いました。
役者さんの舞台の熱演
と
本(人間の本性を完膚なきまでに描き切った脚本)
と
演者に共に伴走し、時には叙情的に、時には情熱的に、時には静かに
決して邪魔する事なく舞台を盛り上げていく職人芸的演奏
と
の三位一体が、
ヤバいです。 かなりヤバいです。...(いい意味で)。
もう、唯の朗読劇という範疇などとっくに通り越して、
新しいジャンルを創設してしまったのでは
てぇ~ぐらいに、えげつないぐらいに、
ものすげぇ~
と感じました。
いい意味で日本のエンタメ界の
姉さん、事件です
よ、もう。
てか、何回も撮り直しをして、編集して、完成度を上げていく
映画やドラマやアニメなどとは違い、
本番一発(ワタスが言うとなんか厭らしい感じになりますが、全然違います)
で、
あれだけの舞台を創る彼等(性別関係なくヒューマンという意味で)が
現実の光景とはちょっと思えない、何か映画やドラマを家で観賞してる様な、
安心感でした。
それと思ったのは、
舞台上であれだけ人間の狂気を演じられて
すぐ後に出入口付近でのお見送りと売り子さんで、お客様にじかに接していらした
時の役者さんの違い、数分前にはあれだけの狂気を演じられていたのに、
お客様と直に接する時のにこやか、爽やかな感じの違いに、び・つ・く・り
しますた..。 ビビりました。
日常と虚構の間を自由に行き来する、
役者さん
の特質性にも、驚きを禁じ得ませんでした。