始まってのっけから、


「嗚呼間違いなくガンダムやぁ〜」

と思いました。

あのなんといっても、モビルスーツの

躍動感。

ガンダムがそれまでのロボット物と

違ってたもののひとつが、あの躍動感。


モビルスーツという架空の兵器ながら、

あのモビルスーツがカタパルトから発進

していく感覚とかは、

まるで現実の戦闘機が、空母から発進

していくかの様な躍動感。


私、SEEDはリアタイでも観てないし、

ヴィデオとか借りてきて観た事もほとんど

なかったのが、逆によかったかな?

と思います。

私のSEED観みたいなものがなかったので、

逆に新鮮に観れたのかも。


ワタスは凄い楽しめました。

なんやSEEDめっちゃおもろいやんって。

以前のSEEDとの違和感というより、ファースト

やゼータとの違和感みたいなもんは

感じましたけど、だからこそ日本のアニメ

の特殊性、だからこそのクールジャパン

と云われる程のシロモノに発展できたの

ではないかと..。


端的に云うとなんだこれ!

って感じですかね?

話的には物凄くシリアスでめっちゃ

人がいっぱい死んで(劇って分かってるから

観られるんですけど)、凄く悲劇的

なんだけど、それに反比例するかの様な

まるで少女漫画から抜け出してきたかの

様な造形の老若男女の登場人物達が、

まるで青春ドラマの様なノリでギリシャ神話

顔負けの悲劇を繰り広げる一大スペクタル。

そう、基本オタク文化なんすよ、日本アニメ

ってでも、そのおもしろさにやっと世界が

気づき始めてる訳だから。


思うと、ガンダムってもう長年創られて

きてますが、その時々のこの国の文化や

時代背景などの風景を色濃く繁栄してる。


今回の新作にしたって、

TVでリアタイでやってた頃の映像に

寄せて創られてるかなと思ったし。

ガンダムなんでモビルスーツがどんどん

出てきてガシガシクールな戦闘シーンの

オンパレなんだけど、今の技術を使って

逆にあの頃の映像の感じを出しながら、

でも劇場用の映像としても迫力満点で

私はそれが新鮮で、今まで観てきたどの

ガンダムともまた違った映像で、めっちゃ

楽しめましたけどね。


それに、終わってみればもうやっぱ

ガンダムじゃん!

やっぱ、劇場まで足運んだのじぇんじぇん

正解だったと思えましたしね。

ガンダムの凄いところは、ファーストから

水星の魔女まで、その時代の風景をちゃんと

描きながら、その遺伝子という確信部分は

ちゃんと引き継いでるところ、それは

各クリエイターの皆様が決してガンダム

という偉大な作品へのリスペクトを忘れて

ないからだと思います。


前半めっちゃ悲劇的かつ重いテーマ

なんだけど、エリートとそうでない一般人

との葛藤とか、人としてのどうしようも

性をどう克服していくのか?とか

ガンダムがいままで、何度も描いてきた

テーマにそれぞれの能力や立場で葛藤する

人々を描きながら、やっぱり最後は

愛おね❤️

って確信して終わる..,みたいな。

私なんかはあの展開こそが、一番ガンダムの

正統に継承してるおなーと思ったり。


そして何よりも、

エヴァが終劇して以来の

三石琴乃様の戦闘シーンでの艦長艦橋からの

戦闘指示の勇ましい台詞のオンパレラブ

もうあの役は、

三石琴乃様以外ありえねーとか、心の中で

狂喜乱舞してました。


おっともうこんな時間やん、

まだシャワーも浴びてねえし飯も食ってねえ〜、

明日つうかもう今日だけど、早く起きようと

思ってるので、急がなきゃ...。