この世は、誠に世知辛く住みにくい...

 

 

しかし、ときたま(まれに)

 

エヴァ

 

みたいな作品が出て

 

 

救われる。

 

 

TVシリーズは衝撃だったし、

 

その頃自分は

 

26歳ぐらいだったけど

 

あの時が多分、自分の人生も

 

分岐点だったと思う。

 

 

シンジくんは

 

 

まさしく中学時代の自分だっ!

/だし、今の自分でもあるじゃん・・

 

と思ってたし、おもいっきり彼に

自分を重ね合わせてた。

 

 

でも、TVシリーズ最終話

 

(劇場に足運ぶ前に、過去作をTVシリーズから見返したんだけど

自分の記憶の中で、TVシリーズ最終話とその前話とAirの量産機

あの白い奴らとアスカ弐号機の戦闘シーンがごっちゃになっていた

事が判明した)

 

 

正直、なんだこりゃ!

 

 

って思ったし、

 

 

正直に言おう

 

庵野さん

 

 

も、自分の中では

 

 

あんまりいいイメージでは

 

なかった。

(クリエイターとしては勿論天才級の方だ

と思ってたし、特に劇場公開作品とかは

ますますその感あったけど、作品至上主義

というかその他の事はどうでもいい、自分の

作品なんてどうせ一般人には理解してもらえない!

観客の事なんか一番、信じていない... 

そういう、遅れて来た昭和全共闘世代の

孤高の天才

的な感じ。あんま上手く説明できないけど)

 

 

でも

 

シン・エヴァンゲリオン劇場完結版

 

 

本当に観たい終劇だったし、こういう終わりを

 

待ってたし、

 

まさに今の時代に必要なエンターテインメント

 

だと思ったし、

 

嗚呼こんなシンジくんやエヴァ観れて

 

生きてて良かったと思えた。

 

私は現時点では、総監督の云う様に

 

これ以上なんも付け足す事ない、

 

完成品(どのシーンも完璧な作品)だと

 

思います。

 

特に、

 

ミサトさんが息子のリョウジ君に

 

謝りながら特攻するシーンから、

(私の母が天国に召されてからまだ2年ぐらいしか

経ってないから、そういう意味ではとっても感慨深い

シーンだったしね)

 

エンディング

 

One Last Kiss~Beautiful World

 

までは、劇場で嗚咽するのは恥ずかしいから

 

必死に堪えてました...

 

それに、

 

今回のシン・エヴァ完結にあたって、

 

劇場に足を運んだ

 

お客さんに向かって、舞台挨拶で

 

真摯に感謝の言葉を述べる

 

庵野総監督

 

を拝見して、自分は総監督の事を勘違いしてた~と思った。

 

そんな庵野さんの姿を拝見して、なんかそれも

 

ちょっち救われたってゆうか、印象的だった・・・ 

(単純といえば単純な自分だけど)

 

 

まあ、こんな自分の人生と重ね合わせられる作品なんて

 

そうは巡り会えないだろう。

 

 

作中の最後の槍をシンジくんに届けるシーンみたいに、

(おっぱいの大きいイイ女ことマリが、今は亡きシンジくんの

お母さんであるゆいさんに、人類は希望の槍を創生できる

までになりましたよって、報告するシーンも好きなんだよね)

 

 

今回の作品が

 

この国の現実とそれを象徴する物事に風穴を開ける

 

それこそ、

 

槍と成ればいいなぁって思うニャ~DASH!