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■□■□■過去記事をちょいと編集しました^^□■□■□
幸せとか感謝について書いていたら、「ああ、こんなのもあったなあ」というお話です。
ある女性が生まれ育った家庭では「食事1食につき、ごはんを2杯以上食べなければいけない」という決まりがあったそうです。
これはお父さんが決めたルールで、2杯食べなかったことがバレると、お父さんはとても不機嫌になったそうです。
「お前らがしっかり食べないと、働く意味がないだろう!それしか食べないなら働かんぞ!」って。
戦後間もない時代に生まれ育ったお父さんは、今のように飽食ではない日本のことも知っています。
だからこそ、家族がいっぱいごはんを食べられることこそが幸せであり、いっぱい食べさせることがお父さんにとっては何より意味のあることだったんでしょう。
家族全員が、ごはんを2杯食べることが幸せ
体型が気になる思春期の女の子にとっては、不幸せかもしれませんが、これだって素敵な幸せです(^_^)
実際、この家で育った女性も、若いころは嫌でたまらなかったけど、大人になるにつれ、お父さんの気持ちが分かるようになっていったと言っていました。
生まれた国、生きた時代、育った環境などが違うと、幸せの形や意味も変わってきます。
この女性が、お父さんの幸せの形を理解できなかったように、相手の行動の意味が分からなかったり、すれ違うこともあるかもしれません。
でもそれは、相手の思いや表現方法が、自分の持っている地図の中にはない、というだけのことなんですよね。
前にも書きましたが、幸せは主体的に感じ取るもの。
誰かに否定されて取り消したり、批判されて揺らぐ必要はありません。
そして「自分なりの幸せ」に気づいていない人もいらっしゃいます。
例えば、こんなふうに言う女性。
↓
「私はスタイルも悪いし、お金もない。大した仕事をしているわけじゃないし、こんなだから彼氏もできない。あーもう最悪。幸せなんてどこにもない。不幸のカタマリ!」
私はこう言っちゃいます。
↓
「でもさ、そんなふうに自分のこと思いっきり表現できるなんて、幸せじゃない?」
言われたほうは「え?」って煙に巻かれたような顔をします(笑)
そして混乱します。「これが幸せ?」ってね。
混乱しながらも、やがて何か新しい自分を手に入れる人もいれば、何も変わらない人もいるんです。
それもその人が選んだ道です。
人は本当にそれぞれ違います。
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