今年の3月末で仕事を辞めて、それ以降は無職である。言葉を発するにあたり、その
「音」が意味するところが「無色」なら清々しいが、「無職」というのは、何となく所在無さげで居心地が悪い。一年ちょっと前から頭痛に悩まされているので、時間がとれる今に
なって脳神経外科に行ってMRI検査をしてもらった。先生に「仕事は何をされていまか?。」と聞かれたので「無職です。」と答えた時は冴えない感じで微妙な気分であったが、
「ああ、そうなんですね。これから探すんですね。」と言われた時は、複雑な気分に更に
追い打ちをかけられたようにさえ思えたものだ。
MRI検査に異常はなく、ストレート・ネックと極度の肩凝りからくる頭痛ではないかと
言われた。今に至るまで具体的な解決策は見つけられていないのだが、それはまあいい。
まあいいついでに「無職」を解消しようと思い立った。で、仕事を見つけましたよ。
「リサーチャーもしくは探索者になろう。」
は?一体、何をするのかって?。家の中に転がっているレコードやCDを整理する
だけの話なんですけどね。。勿論、無給のボランティア(笑)である。
今まで買っては積み上げていたり押し入れに仕舞い込んでいた物を確認する作業である。
それを「仕事」と呼んでいいのかという問題はあるが、寝転がってアニメばかり
見ていることを思えば、体を動かすので「仕事」だろう。無給だけど。(笑)
何から手をつけるか。とりあえず7インチの整理に着手するとしよう。
早速、所持していることすら記憶に無かった(買ったことすら忘れていた)盤に何枚も
でくわす。プログレ・アイドル「XOXO EXTREME」は、過去に記事にしたことがあるが
掲載写真は、メンバーの一色萌がリリースした7インチ。左の盤のB面はデフ・スクールの『TAXY』の日本語カバーが収録され、演奏はデフ・スクール自身が担当している。
右の盤はデイブ・エドモンズの『TROUBLE BOYS』の日本語カバー。演奏は
ロック・パイルのギタリストであったビリー・ブレブナー・バンドが担当。
いや、たまらんね。
でも、無給の探索者になった今となっては、こんな遊び心に満ちた盤を新しく見つけて
愛でる余裕は無いのだろうね。
ご多聞に漏れず『夜の煙突』という曲を知ったのは、森高千里のカバーによってではあるが、左の盤は2020年になんちゃらアイドルが同曲をカバーし、本家であるカーネーションの88年録音バージョンとのカップリングでリリースされた7インチ。
「性格と選曲の良いアイドル」というふれこみだが、アイドルの多様化は凄いところまで
きているものだ。
人によってはスクーターズだってアイドルだろう。P.I.L.のU.K.ファースト・シングルを想起させる新聞ジャケットに包まれた7インチ(CDも添付)はジャクスン・シスターズと
デヴィッド・ボウイのカバーを収録。2015年にリリースされたこの盤は、特殊ジャケで7インチとCD付きで税込み2,200円となかなか良心的な値段であった。
「性格と選曲の良いアイドル」は素敵だけど、そのうえに「可愛い」がついたら、やっぱり勝てないよ。掲載写真は」2018年に当時を想起させる妄想ジャケットでリリースされたフランス・ギャルの3枚の7インチ。
曲も歌唱もいいが、ジャケットの可愛さが一番。「性格と選曲が良くて可愛いアイドル」は素敵だけど、そのうえに「床上手」がついたら、もう勝てないよ。知らんけど。
1973年に日本のみで発売されたレアな7インチが2020年に再発されたもので、
私は喜んで入手した。未だにビートルズのファンを自称する人達の中にヨーコの魅力を
理解できない人が多いのは残念だ。
少し前に出たブートレグで呆れ返る内容のブツがあった。ジョン&ヨーコがフランク・ザッパと共演した有名なフィルモアでのライブからAI生成?で「ヨーコの耳障りな声をカット
して聴きやすくなった」というライブ盤がそれなのだが、アホらしくて溜息もでない。
勿論、買ってはいない。ザッパが興味があったのはジョンよりもむしろヨーコだと
思うのだけど。
ジョンの「サムタイム・イン・ニューヨーク・シティー」に収録されたフィルモアでのライブが如何に編集されているかについては大昔にこのブログで書いた。当時のマザーズの
フロントにいたフロ&エディーに圧倒されたジョンとヨーコは彼らのボーカルをミックスでほぼ消してしまったバージョンを世に出したが、遂にブートレグではヨーコの声を
消すとは・・・。真実はザッパ・ファミリーが近年リリースした8枚組「1971 / MOTHERS」の中にあり、歴史を正確に辿るにはそれを聴くのが正しいように思える。
勿論作品としての「サムタイム・イン・ニューヨーク・シティー」は否定しないし、
むしろ生前のジョンがリリースした全アルバムの中では一番好きなくらいだ。
『女性上位万歳』をカバーしたことがある、小泉今日子の発言や行動が物議をかもしているという記事をネットでみた。アイドルだろうと芸能人だろうと、自分の考えを述べてそれが「職業に相応しくない発言や態度」と言われるのは意味がわからない。対象を自分の都合の良いように矮小化して満足するのは馬鹿げているし、発言の影響というものはあれど度を越えていない内容であれば発言するという行為を否定すべきではないと思う。
「性格と選曲が良くて可愛くて床上手」な女性が「一筋縄でいかない」なら、こんなに魅力的なことはない。くどいようだが「床上手」かどうかは知らんけど。
あ、私は学生の頃は松本伊代推しでした。(笑)
という感じで、過去に記事にしていなかったり買ったことすら忘れていたレコードやCDを、気が向いた時にとりあげていこうと思う。


























