入院中の母の元に
昨日、作った『かぼちゃプリン』を
持って行って、食べさせてあげました。
「美味しい〜」
と感動してくれました。
「お父さんが畑で作ったかぼちゃをくれたから作ったんだよ」
「だで、美味しいわぁ〜」
と嬉しそうで満足した顔。
「美味しい!まだある?」
「あるよ」
の繰り返し。
これはいつものこと。
全部食べ終えて、
容器を洗ったら、
「何それ?食べる物?食べさせて!」
と。。。
「さっき、かぼちゃプリン食べたやろ?空になった容器だよ。」
「食べとらん!食べとらんて!本当だよ」
容器を見て、分からなくなったのは初めて。
ついにそこまで。。。
食べている最中、
一口一口の瞬間、
一言一言の会話、
それに対する表情、
どれもが私を満たしてくれました。
母の食欲を満たしてあげようと思って
持って行った
『かぼちゃプリン』
喜んでくれた
喜ばせてあげられた
という
私の欲を満たしてもらえた。
ki-yo