今日は歌会始の儀でしたね。

愛子さまは残念ながら、ご学業のため

お出ましにはなられませんでしたが、

お歌が発表されました。

 

幾年(いくとせ)の難き時代を乗り越えて

        和歌のことばは我に響きぬ

 

愛子さまの和歌です。

天皇家という時代を超えたお立場ならではの

歌なのかなぁと感じました。

昨年1年、ずっと深くまで掘り下げて研究され

そこから多くを感じ学ばれたのでしょうか。

 

難き時代・・

愛子さまは今、その中にいらっしゃる。

そんなこともふっと思ってしまいました。

 

 

広島をはじめて訪(と)ひて平和への

  深き念(おも)ひを吾子(あこ)は綴れり

 

雅子さまが読まれた和歌です。

中学3年生の時に書かれた愛子さまの作文、

「世界の平和を願って」のことですね。

きっと雅子さまは、当時この作文を

感慨を持ってお読みになられたのでしょう。

平和を祈られる天皇御一家の一員であられる

愛子さまが、あの作文のように心を動かし

平和への想いを強くされていると思うだけで

それも中学生で、あれだけの文章をお書きに

なられたというこも併せて、一国民の私も

とても誇らしく、頼もしく思うのですからラブ

 

 

をちこちの旅路に会へる人びとの

       笑顔を見れば心和みぬ

 

陛下の陛下らしいお歌ですね。

とても率直でわかりやすく、

コロナ禍をやっと抜け出した安堵感と、

直接国民と対面できることへの感動が

伝わって来て、嬉しい気持ちになりました。

 

 

待ちわびし木々の色づき赤も黄も

       小春日和の風にゆらるる

 

佳子さんのお歌ですね。

待ちわびているのは何なのでしょうね?

 

 

 

わが君が退院されて常磐松

      明るくなりぬ心も和む

 

こちらは常陸宮華子さまのお歌です。

おふたりの静かな愛を感じますね。

ご無事に退院されたことにほっとされ

一緒に居られることへの安心感を

かみしめられているような気がしました。

 

 

私が見た記事では以上の歌しか載ってなくて

感想はここまでになりますが、

皇室の皆様は、和歌をお作りになられ

それを国民に発表しなければならないのは

本当に大変なことだなぁって思います。

以前、久子さまがどこかのスピーチで

和歌が苦手っておっしゃっていました。

和歌の先生に指南していただくにしても

真面目に取り組めば、その難しさは

さらに増していくような気がしますね。

 

でも、こうして文化を継承していくことも

皇室のお役目なのでしょうね。

価値ある歌が毎年、作られ残っていくことは

素敵なことだなぁと思います。

 

ひとごとですみませんがてへぺろ