長崎への旅は、夫の一言から始まりました。
夫「Kさんてハウステンボス町に住んでんねん」
私「ハウステンボス町ってあるんだ!」
という感じだったと思う(笑)ちょっと記憶は曖昧だけど。
Kさんと夫は、同期入社の気の合う仲間。
ご実家の家業を継ぐために退社された後も、やりとりは続いていて、仕事が落ち着いたら会おうという約束だったそうです。
リアルに会うのは、かなり久しぶりのはず。
関西のおっちゃんのはずのKさんが、ハウステンボス町に住んでるってなぜ?
という感じで興味津々の私。
近いうちに会うという話になってると言うので、
「私も行く!ハウステンボス行ってみたい!」と半ば強引について行くことになりました。
以前、私が「還暦祝いに物はいらないから、旅に行きたい」と言っていたので、夫なりのお祝いプレゼントのつもりでもあるらしいです。
直接は言われていないけどね。
(ハウステンボスの風車とフラワーロード)
まずは旅の初日、孫の小学校の入学式に参加するというお楽しみもくっつけて小倉に宿泊しました。
娘家族と夕食とも思いましたが、翌日の金曜日は通学初日ということもあり、また次回の楽しみに置いておくことにして、小倉の飲食街へ二人で出掛けることに。
娘がすすめてくれたのは、小倉の老舗、酒蔵 大太鼓
見るからに美味しそうでしょ!
もちろん嘘偽りなく美味しかった。
映画にでも出てきそうな昭和の内装、ずらりと並んだカウンター席はほぼ満席でした。
タイミング良く入れてラッキー。
創業50年を超えるという時の年輪が醸し出す雰囲気が、なんとも良かったです。
古いイコール汚いという、私の思い込みが打ち崩されましたね。
カウンターも柱もあめ色に磨き上げられ、整えられていました。
きちんとしてるというのかな、昔からのルールを守り伝える感じがありました。
良いお店に出会えて良かったです。
(追加注文、奥にちょっとだけ見えてる湯葉は、春菊が巻かれていて絶品でした)
翌朝は、小倉城を眺めながら紫川沿いを散歩。
早めに朝食を済ませ、ハウステンボスに向かって移動を始めました。
(つづく)
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