こんばんは。
城下町金沢の行政書士、
夢実現サポーターのきはらなおみです。

例えば、同じ話を聞いたり、
同じ風景を見たりしても、
人によって感じ方が違うというのは、
よくあることです。

自分はこう感じたのに、
別の人は違う感じ方をすることに、
あらたな発見や気づきがあったりするのですが。

例えば、こんな場面。
一方が、相手にこんなひどいことを言われた、
と言い、
もう一方は、
そんなことは、一言も言ってない、
ひどいことを言われたのは自分の方。

互いに正反対のことを言いあって、
互いに譲らない場面に出くわした時。

実際のところ、
どちらが正しいのかは、
その場にいない者にはわかりません。

事実がどうであれ、
おそらく、互いに真実を言っているのだとは思います。

どちらかがウソをついているわけでもなく。

言ってみれば、
自分に都合のいい真実。

互いに譲らない、
自分だけの真実を主張しても、
どこにも着地点を見出すことができません。

そんな「真実」は
実に全く重要ではなくて。

そういう「真実」があった、
それはそれとして、
では、この先、どうしたいのか。

過去に囚われていないで、
別れるなら別れる。
別れないなら、
互いに折り合いを見つけてやり直す。

夢だけ見る夢子さんが
いいわけではありませんが、
それでも、先を見ようとしているだけ、
ずっとましです。

他人を通して
かつての自分を見た思いでもありました。

「真実」を並べ立てて、
囚われていたことも、
時間のムダであったとは思うけれど、
それがなければ、
今の自分はいない。

ある意味、それは
偉大なるムダ。

彼も彼女も、
今の時間が
偉大なるムダであることに
気づく日がきますように。


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行政書士きはらなおみ事務所