こんばんは。
城下町金沢の行政書士、
夢実現サポーターのきはらなおみ です。

生まれ育った町に貢献したい、、、

そういう気持ちで起業する人は
沢山います。

今朝の学びも、
生まれ育った地域を
happy smileでいっぱいにしたい、
そういう思いで会社を経営していらっしゃる
3代目の社長さんからでした。

「生まれ育った町に貢献する」

このフレーズを聞くと、
気持ちがザワザワします。

なぜかと言えば、
自分は今住んでいる金沢の町で
生まれ育ったわけではないから。

生まれ育った町に貢献できていないのじゃないか、
そんなふうに責められている気がして。
誰も責めてはいないのですが。

それでも、
この地に来て、20年。
生まれ育った地には、
高校卒業までしかいなかったので、
金沢の方が
長く住んでいることになるんです、実は。

にもかかわらず、
件のフレーズに
心をざわつかせずにはいられないのです。

長く住んでいるとかは
関係ないのかもしれないですね。
生まれ育った場所が
自分の中の原風景になっており、
良くも悪くも自分を形作ったのは、
紛れもなく彼の地であるから。

生まれ故郷に帰る機会も
なかったわけではありません。
にめかかわらず、
この地にとどまった理由は、、、

金沢という町が好きだから

ただそれだけの理由だと思う、たぶん。

京都のように、
由緒正しい整然とした美しさはないけれど、
古さと新しさが混沌と混じっている町。
(金沢を「古都」と表現することがありますが、
金沢は古都ではない。あくまで城下町)
適度に都会で、程よく田舎で。

この町に住んでいること。
生まれ育った場所ではないけれど、
この地に住まわせていただいていること。
それは本当にありがたいことであります。
だから、件の言葉は、
「住まわせていただいている町に貢献する」
そんな風に読み解くことにいたします。


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行政書士きはらなおみ事務所