こんばんは。
城下町金沢の行政書士、
夢実現サポーター きはらなおみ です。

午前、午後と、今日は裁判所で過ごした後、
年内にできることは今年のうちに、と、
市役所で戸籍の収集をしました。

業務で使うので、職務上請求書を使って
戸籍の請求をします。

自分とは、赤の他人の戸籍を読んで、
相続関係を探っていくのですが、
親、子、孫・・・のたてのつながり、
兄弟姉妹の横のつながり
縦横の命の流れの不思議を感じます。

昔の戸籍は、戸主を中心に記載されるので、
両親、祖父母、子、
兄弟、兄弟の配偶者、兄弟の子など
その人の命の流れに関わる
さまざまな人の存在がわかります。

現在は、夫婦を単位として戸籍が作られるので
そこからよみとれる命の流れは
せいぜい筆頭者の親まで。
家族関係の希薄さが
問題となって久しいですが、
改めて戸籍を眺めて、
そうなるのも必然という気がします。

だからといって、
戸主制度を復活させよ、
なんてことをいうつもりは
毛頭ありません。

戸主制度にもいろいろ問題はあるし、
現実的に、大家族って
やはりムリだなあと。

ただ、命の流れは
忘れてはならないこと。

自分の命は、
連綿と続く命の先にあるということ。
そしてその先に
紡いでいくものであること。
(そう言うと、
子供さんがいらっしゃらない方は
ムッとされるかも、ですが、
基本的な人間の、
というか、生物の営みとして、
という意味で。)

他人の戸籍を眺めながら、
ふと命の流れに思いを馳せる。


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