~産後話②のつづき~


病室に戻ってから、私は色んな人に手紙で出産の報告をしました。

明日もどうなるか分からない状態だったのですが、一人でも多くの人に赤ちゃんがこの世に生まれたことを知ってほしくて…

手紙してる間は、それに集中して余計なことを考えないで済んだ。

一通り終わった後、祖母に連絡をしました。

祖母にとって私は初孫。誰よりも私の体を心配してくれてた。
私も妊娠中、検診が終わる度、いつも祖母宅へ行きエコー写真を見せてた。


出産してNICUでは泣いたものの、家族の前では泣かなかった私。

だが、祖母に電話し、声を聞いた瞬間、私は突然号泣してしまったしょぼん

理由はわからない
とにかく涙が止まらなかった…

受話器の向こうでは、何度も祖母が私の名前を呼んでいる。

答えたくても出てこない…
出るのは涙のみ…

祖母は母から出産の話を聞いていたみたいだった。

少し落ち着いてやっと話せた。
『おばあちゃん、赤ちゃんもう産まれちゃったの。お腹で育てることができなかった…』

『産まれちゃったものはしょうがないよ。お母さんがしっかりしなくてどうするの』

私がずっと泣き続けるもので、祖母まで泣き始めてしまった。
実は祖母は一人目の子供を死産している。
私の気持ちが分かったのかもしれない。

祖母は
『今からおばあちゃんが会いに行くから。○○(私の名前)の顔見に行くからね』

と言ってくれた。

ほどなくして祖母は来てくれ、私を励ましてくれた。

赤ちゃんを見て、生まれたことを喜んでくれた。

それだけで嬉しかった。

おばあちゃん、一緒に泣いてくれてありがとう。

会いに来てくれてありがとう。

私、強くなるよ。