今日は

朝から雨模様の仙台です。


午前中に用事があり

お昼頃に、帰りの駅で

明るい希望が見えた

出来事がありました。



というのは



わたしは

駅の上りホームで

電車を待っていたんです。



すると


きれいなシルバーヘアの

アラエイ(80歳前後)のご婦人3人に

声をかけられました。


「あの〜

下りのホームは

どちらになりますか?」と。


わたしは

即座に答えられませんでした。



どうしてかというと


この駅は

バリアフリー対応やホーム追加

改札口、お土産屋さんの併設など

いろいろとリニューアルされ

今年の3月に完成したんです。


そのリニューアルで

今までホームが1つだったのが

2つになり


しかも


1番線と2番線のどちらにも

上下線が停まるようになりました。


なので


発車時間表示の電光掲示板で

何番線かを

その都度、確認が必要になったんです。



話を戻しますね。


ご婦人3人のうちお1人の方は、上り

お2人の方は、下りとのこと。


上りが1番線だから

おそらく下りは2番線だとは

思ったのですが


思い込みで答えて

万が一間違って乗れなかったら

20分ぐらい待たないと

次の電車に乗れなくなってしまう。。。


1時間に2〜3本しかないんです。


なので


改札口まで行って

何番線か確認する必要がありました。


そのことを

ご婦人たちにお伝えしました。



ホームは、2階で

改札口は、1階にあります。


確認するには

また1階まで戻らないといけません。


伝えた後に

ご婦人3人とも杖を持っていたことに

気づきました。


杖をつきながらのこの足では

時間がかかるだろうし


下り列車に

万が一乗り遅れるかも。


上り発車時間まで10分もあるし

わたしが見てきた方が早いと思い

確認しに行ったんです。


階段を使えば、すぐだったので。





確認したところ

下りは2番線でした。


戻ってきて

ご婦人たちにお伝えすると


笑顔で

「ありがとうございます」と


下り組のお2人が

2番線へと向かって行きました。



しばらくして


下り組のお2人が

2番線に着くと


わたしの方へと

「ありがとう」と

手を振ってくれたんです。


そして


3分後ぐらいに電車が到着して

乗り込んだときに


またわたしに向かって

手を振ってくださいました。



1番線ホームで

すでに「ありがとう」のお気持ちを

いただいたのに


2番線ホームに着いたときと

電車に乗り込んだときに

また気持ちを伝えてくださって


「めちゃくちゃありがたいなぁ。

めちゃくちゃうれしいなぁ」


と、心がじんわり温かくなりました。



なんかね

そのご婦人たち

めちゃくちゃ

かわいらしい雰囲気の方たちだったの。


でね

人柄の良さそうな

内側から醸し出す雰囲気が

素敵だったの。



ホントなら

わたし

改札口まで確認しようするような

善人じゃない!!(笑)


でも

確認しに行きたくなる

雰囲気だったのよ(笑)



でね


あの様子と話しぶりから

宮城県内のご婦人3人で

一泊二日の観光に来てたっぽい。




ホテルの送迎バスで

駅まで送ってもらい

帰途に就くところだった感じ。



仲良し3人な雰囲気も

めっちゃ伝わってきたの。



「杖をつきながら

億劫がらずにお出かけするって

素敵だなぁ。


友達と仲良くお出かけして

楽しんでる感じも

めっちゃいいなぁ。


わたしも

あのご婦人たちのように

かわいらしく

年齢を重ねていきたいなぁ」


って、ふと思った。


なんだかね


わたしの未来の姿が

「こういう感じだといいよね!」

って、見せてもらった気分でした。



年齢を重ねるって

悪くないね(笑)


むしろ


「年齢を重ねることを

楽しんで

わたしを豊かにしていこう」


と、思わせてくれた出来事でした。



外は

雨が降っていたけど


心は

晴れやかな気持ちにさせてもらいました。



人って、いいもんなんだね。

今まで、わからなかったよ。。。


ありがたい。


青葉のもみじが

雨に濡れてる姿も素敵でした!(*゚▽゚*)