抜糸 | よねちゃんのつれづれ便り

抜糸

今日、手術した場所の抜糸を行う。

手術した場所が手のひらであるため、慎重に行われる。

時間にして10分かかるかかからないかだろうが、身体の緊張とどうしても反射的に逃げてしまうので、師長さんに手首あたりを固定してもらう。

“糸”とは名ばかりで、どちらかといえば、ホッチキスの針のように感じる。

よく考えたら、「何針縫った」と表現するから、あながち間違いではないのではないかと思う。

切り離される時に、糸と皮がくっついて、引っ張られるように痛くて、思わず、声を上げてしまう。

「いい大人が」と思われるかもしれないが、抜糸の時こそ、痛みを感じないように、局所麻酔をしてくれないだろうか。

「痛み」という苦痛を感じないことで「抜糸」という行為そのものがスムーズに行われると思うのだが。

“痛みを感じる”ことが大事な時があることは分かっているけれど。

胃カメラを喉に入れた時に「オエッ」となるのを感じないように、また、検査を受ける時に、楽に、そして検査を受けた後に身体により負担をかけないように開発された経鼻内視鏡のように。