天気予報の分かりやすさ | よねちゃんのつれづれ便り

天気予報の分かりやすさ

おとといの夜からきのうにかけて、熊本でも梅雨を思わせるような強い雨が降った。

テレビを見ていても、時折「○○地方大雨洪水警報が解除されました」との気象速報が流れていた。

梅雨の時期を見計らっていたかのように、今月27日から、天気予報の注意報などでの表示が、この「○○地方」といったブロック表示から「○○市」といった、市町村表示へと変わるという。

熊本県内だけでも40以上の市町村がある。テレビで、速報として出す場合、より多くの段数が必要となり、そのうえ、時間もかかってしまう。だから、かえって見づらくなってしまうのではないか。

ピンポイント表示(予報)が役に立たないというわけではない。防災の意味では役に立つだろうが、私たちがいざという時に「情報」として知りたい時には、今まで通りの「○○地方」のほうが見慣れているし、分かりやすいのではないかと思う。

情報を出す側と情報を流す側に柔軟性(判断力)が必要となるが、統一基準みたいなものを作ったほうがいいのではなかろうか。時間も限られているだろうから。


今回の改正で、ピンポイント予報が出来るほど、予報の精度が上がっている事に私たちもこれまで以上に気づかされる機会が増えるかも。

そのうち、「天気予報」と言わなくなって、別の言い方に変わる可能性だってあるかもしれない。