「勝てば天国、負ければ地獄」

きのうの内藤選手と亀田選手の試合の関東地区の平均視聴率は43％、瞬間最高視聴率は50％を超え、『紅白』の視聴率を凌いだ。

今日は朝から亀田選手がテレビにでずっぱりだ。数ヶ月前は内藤選手もこんな状態だったっけな、なんて思いながら、亀田選手を持ち上げる司会者を、「本当にそんなに思っているのか？」とどこか冷めた目で見ている自分がいた。

勝負の世界では仕方がないが、一夜にして手のひらを返したように態度が変わる。メディアって残酷だなと思った。

まさに「勝てば天国、負ければ地獄」だと思う。

そして、「情報」というかたちの見えないものも、ティッシュのように、ただ“消費されていくもの”だと考えると、それでいいのかなと思ったりもする。