伝えるべき情報、伝える必要がない情報 | よねちゃんのつれづれ便り

伝えるべき情報、伝える必要がない情報

連れ去り男が那覇で逮捕された。

カメラは、執拗に東京へ移送される飛行機の中で犯人の表情を撮ろうとしている。キャビンアテンダントが「他のお客様のご迷惑になりますので、カメラでの撮影はご遠慮下さい」と幾度となく叫んでいた。それでもカメラを止めようとしない。

そんなにしてまで表情が撮りたいのか?というか、撮らなきゃいけないのか?客観的事実を伝えるだけでいいんじゃないのか?

「ニュース」がいつの間にか「ワイドショー」になっている。メディアの側は視聴者の「知る権利」をかさにしているかもしれないが、実際、そこまで知る必要があるのかという事を伝えている。

伝える側にそれが見えていればいいが、案外気づかない(もしくは気づいていても言えない)。

伝える側のモラルも問われていると思う。