3年もあると考えるか、3年しかないと考えるか | よねちゃんのつれづれ便り

3年もあると考えるか、3年しかないと考えるか

県がパーキングパーミットを導入して3ヶ月が経とうとしている。

県下一円で4月16日現在で600か所を超え、比較的順調な滑り出しとなっている。


その中で宿泊観光施設が6か所と少ない。ちなみに、その中に、先頃、一般公開が始まった本丸御殿大広間がある熊本城や水前寺公園はまだ含まれていない。

宿泊施設についても、駐車場どころかバリアフリールームでさえ、設置されていないところが多い。

九州新幹線開業まであと3年。「3年もある」と考えるか、「3年しかない」と考えるかで大きな差が出る。熊本はユニバーサルデザイン推進県のように言われているが決してそうではない。

観光関係者にこの分野に対する危機感があまり感じられない。

そして県民のユニバーサルデザインに対する認識も決して高くはない。

そのような状況の中で、パーキングパーミット制度導入後、県民の意識や駐車場を管理する企業の意識はどう変化したのか?他県からの観光客への対応は?その他浮かび上がった問題はなど、いくつか企画立案への足がかりとなりそうな事を例示し、資料も添付し、企画提案を行う。

と同時に、ゴールデンウィークも近く、本丸御殿大広間も出来た事から、県民の観光への関心も高くなっている事などから、車いすからみた観光について考える企画を複数の民放局への提案を再度行う。

このように、タイミングを見て、当事者から提案を行う事で掘り起こしをする、紙の企画書から実際にカタチになるまでが大変だが、視聴者だけではなく、日頃のニュースに追われ、検証するという作業を忘れがちなマスコミに対して、風穴を空ける、足元を見直すきっかけになるのではないかと思っている。