燃え尽き症候群 | よねちゃんのつれづれ便り

燃え尽き症候群

抜糸して数日が経ち、ベットから車いすへの移動が看護師さんの見守りが必要だが、やっとひとりで出来るようになった。

抜糸までは、移乗するのに、3、4人の看護師さんの力が必要だったので、頼む方のこちらも気が重くなる事もあったが、今は少し精神的に気が楽になった。

数日前の新聞に「日本の看護師は欧米の看護師に比べ、“燃え尽き度”が高い」と載っていた。

日勤で普通に仕事をして、また夜中に出てきたりとか、6連勤などは日常茶飯事らしい。

夜中に体位変換をしてもらう身としては、本当にありがたいし、朝、検温の時も、きっと眠いだろうに、私たち患者の前では、そんなそぶりをほとんど見せない。


日勤で仕事をして、また夜中に出てくる場合は寝ない人もいる。どうやら、一度寝てしまうと起きたくなくなるらしいのだ。

精神的にずっと緊張状態を保っておくというのは、ものすごく辛いだろうと思う。


最近は結婚や出産を機に退職する看護師さんも多いと聞いた。

病棟によっては看護師さんの人数も増えたが、話を聞いてもらうのはお昼の検温の時ぐらいだろうか。

現状を見ていると、燃え尽きてしまうのも無理はないかなと思ってしまう。