音楽の見えないチカラ | よねちゃんのつれづれ便り

音楽の見えないチカラ

昨日、病院主催のコンサートが行われ、そこでは『春の海』のような、この時期らしい伝統的なものから、尺八とシンセサイザーといった新旧や和と洋の楽器の組み合わせでさらにアレンジされて「熊本の民謡メドレー」などが演奏され、とても楽しかった。

実際に琴や尺八やマリンバの生音を間近で聴く機会はめったにない。ホールに入りきれないほど、たくさんの人達が来ていた。

比較的高齢の方が多かったが、音に合わせて手をたたいたり、ニコニコされている姿を目にした。

音楽や笑いはクスリ以上の見えない力があるように思う。「こころの栄養」と言っていいかもしれない。

最近目にする事が少なくなった落語や漫才など、正月は演芸番組が多い。出演者の間だけで盛り上がるバラエティー番組よりも、ひとひねりされた漫才や落語などをもっと流せないかと思う。「笑い」が健康にいいという話を聞いた事もある。


入院していると、食事やテレビを見るくらいしか楽しみがない。以前も書いたが、テレビを見るにもお金がかかる。

「癒し」の意味で、民話の読み聞かせと楽器のコラボレーションや、アーティストのコンサートが病院で出来ないかなぁと思っている。