堀江被告が伝えたかった事は何だったのか? | よねちゃんのつれづれ便り

堀江被告が伝えたかった事は何だったのか?

堀江貴文被告に2年半の実刑が言い渡された。

今でも思う。堀江被告は何を手に入れたかったのだろうかと。名誉だったのか、それとも単なる売名行為だったのか。

近鉄買収のあたりから雲行きが怪しかった。それまでそれほど名前が知られていなかったライブドア。球団が買収出来るほどの資金力があるとは思えなかった。

ニッポン放送買収騒ぎの時も「放送と通信の融合」というややもすると、すでに実現している事を言っているようにしか、私には聞こえなかった。

確かに放送とインターネットの距離は短くなり、互いの長所を生かせば、相乗効果も生まれる。

ただインターネットはまだ発展途上のメディアであり、テレビほど成熟していないように感じるし、それほど見たいと思わせるようなコンテンツ(内容)も少ない(だからといって、テレビもそれほど見たいと思わせるものが少ない)

地デジ、地デジと浮かれてばかりもいられない。見るだけのテレビから、参加するテレビへ、自ら関わるメディアへと変わりつつある中、テレビの信頼性、信憑性を揺るがす事象が相次いでいる。

メディアの自浄力も問われているが、我々の見極める能力を試され、そして磨いていかなければならない時代が来たのかもしれない。