昨日の続きな。
皮膚が薄いってさ、
『境界線が引けない』
『傷つきやすく治りにくい』
だけじゃなくてさ、
皮膚が薄いってことは、全身薄いのよ。
全身の臓器や器官を形作る構造が薄いってこと。
具体的にいうと、皮膚が薄いってことは
・血管壁が薄い
・腸(消化管)壁が薄い
ってことにつながる。
実際、強皮症で皮膚が硬化してた時は、
腸壁も硬くなってて、何度もまあ偽性腸閉塞(←死ぬほど痛い)を起こしては倒れてたし、食道の動きも悪くなっては逆流性食道炎(←吐くほど辛い)や嚥下障害(←今もある)を起こしてた。
血管壁も硬くなり、血管が細くなるから、血流悪化であちこち潰瘍や壊死も起こる。
というように、皮膚表面だけが薄いとかいうわけではなく、皮膚表面が薄いと全身の器官の壁が薄い。皮膚の発達度合いはそのまま全身の発達度合いにつながる。
そうなるとどうなるのか?
腸管の壁が薄いってことは、消化吸収能力が低いってこと(もっとひどくなると、上記のような偽性腸閉塞や嚥下障害など)なので、
多くの人が効果を出している栄養療法(サプリメント)の効果が出にくい!
とゆー話。
反射の統合の研修で梅田幸子さんもおっしゃってたし、長年の経験(患者として&サプリメントアドバイザーとして)からもハッキリ言えるよん。
皮膚が薄いな〜って人は、たくさん固形の粒を飲むことは、逆に消化管の負担になるので注意してね!
栄養療法が合わない人は、まずは先に反射を統合させて、皮膚を発達させる(腸管も発達させる)のも、一つのアプローチだと思うよん
腸管が発達すると、サプリを取らなくても、まず栄養の消化吸収が上がります
反射の統合に興味がある人は