オーディオ必殺!APHEX(アフェックス)オーラルエキサイター!【後編】
CP(中古) ★★★★
デザイン ☆☆☆
手放せない度 ☆☆☆☆☆
※基本ざっくばらんですが、星の評価基準はこちら
前編から出オチ感のあるタイトルに始まり、散々ふざけ倒して肝心なところを一切レビューしなかったので後編では具体的な使いこなしの模様と音の変化を書きたいと思います。(前編はこちら)
とはいえミジンコの遺伝子がヒトよりも多い点への考察ぐらいマニアック過ぎてかつないほど読者を選ぶブログな気もしますが、そこは割り切ってレビューしましょう!
しかしながら、「アンタのテキトーなレビューはいいからもう少しきちんとした情報が欲しい」という方は詳細はこちらが大変詳しいです。リンクで上手く飛びませんが『8-6その他のエフェクタ』をご参照下さい。
今回システム構成としては下記のとおりです。
プリ⇒〔本機〕⇒パワー⇒マトリックス用スピーカー
(メインSPには使ってません。)
さて。上の構成のとおりそもそもオーラルエキサイターを入れる、スピーカーマトリックス部分の役割ですがコレ自体がエフェクターに近い使われ方になってます。
音の輪郭を作ったり、音場感を付加してます。
音の雰囲気を左右するため、ここで音の解釈を創ってます。
なので、そこからさらに音を付加して変えようという複雑な話になってますね。
そのような構成の元、現在のオーラルエキサイターの調整内容は下記で落ち着いてます。
・倍音成分の「DRIVE」が左一杯7時ぐらい、つまり0。
・高域変化フィルターの「TUNE」が2時ぐらい。
・上二つの効果を元音に足す「MIX」が8時ぐらい、少ししか足してません。
そう言われても解りにくいと思いますが、つまりほんの少ししか効かせてません。
これは事前にアドバイスも頂いてましたが、効かせ過ぎると個性が立ちすぎるので薄く使うのが基本らしいです。やってみると確かにそうです。
で。音の変化ですが。
ちょっと音が滑らかになるというか、浸透力に伴い味が出るというか。ちょっと言葉にしにくい部分ですが音色が微妙に変化します。一方で定位や音場感にはあまり変化が無いです。
身も蓋も無い言い方ですが、独特な効き方なので実際使ってみないと伝わらないかもです。
さて、個別に調整した感触ですが。
ちょっと見難いですが左から「DRIVE」「TUNE」「MIX」左右別で調整。
そもそもオーラルエキサイターは電源付きのアクティブなので、スルーで元音だけ出力しても音は変化します。そんな大袈裟な変化でもないですが、この辺はケーブルの音かもですね。
倍音成分の「DRIVE」はちょっと回すと、よく言えば中域が充実してウォームな音調になるのですが、急速に音がぼけるので我が家では使ってません。これはスピーカーマトリックスに使っているからかもしれません。マトリックスもやりすぎると定位が悪くなるので。
高域変化フィルターの「TUNE」が我が家の場合肝でした。ここで音の質感を変化させてます。大袈裟に変化することは無いですが、やり過ぎるとやや荒れた感じになります。
上二つの効果を元音に足す「MIX」も回しすぎると音がぼけるので、必要最低限で使ってます。
しかしながら、微妙なさじ加減で結構音が変わるにも関わらず、この機器のノブのつくりが荒くて困ったものです。ノブによって目印の位置が違うという上、左右別で調整する必要があります。結局のところ感覚で適当に合わす他ないという・・・。ほんとアメリカ人は大味です。
あと、インシュはあまり差が出ませんがケーブルで音が結構変化します。いくつか試して今はとりあえずドイツヴィンテージの単線をあてがってます。
ただし、本機の場合やはりSNの点で問題あるなと思ったので上位機種を一度使ってみたいですね。近いうち買うと思います。
お読みいただきありがとうございました。
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