38センチ八発と轟く衝撃!
重量 ★★★★
年式 ★★★★
凄み ☆☆☆☆
※基本ざっくばらんですが、星のつけ方はこちら
会長、9太郎さん、TADSHINさんに続き
ダブルウーファーズのリベロさん宅へ伺いました。
オーディオマニアと言えば自宅でひとりゴソゴソ作業しているおとなしいおっさんが典型だと思います。リベロさんはそんな中で珍しく陽気で行動派の方です。
何を隠そうブログを始めたのも、PCオーディオをやっているのも、リベロさんから刺激をいただいたからです。
自分ももっとフットワーク軽く精進していかないとイカンなと反省しきりですね。
そんなダブルウーファーズの切り込み隊長のリベロさんは神奈川の真鶴に別宅があって
自作スピーカー「FUJIYAMA」という日本かぶれの外国人しか付けないような名前のシステムがあるとのことで言ってまいりました。(←名前はほっとけ!)
別宅は非常に景色が良いところでテラスでBBQも出来ます。
オーディオ以上にこりゃ贅沢ですね。
景色は撮るのが下手で画像はイマイチですが。
システム紹介ですが。
電源は通常の100Vです。
回線はオーディオ用に引いてあって配線も工事済み。末端のタップはパナソニック製のアルムダイキャストとのこと。
アイソレーショントランスやクリーン電源、高価なタップなどは使ってないようです。
プレーヤーはCDがメインで、サブにPCオーディオとアナログになってます。PCオーディオは別途ブログに書きますが、マックのノートから光直だしです。伺ってみて意外でしたが、ユニット意外は比較的最近の製品が中心ですね。
ZANDEN AUDIO(ザンデンオーディオ) MODEL2000P
珍しいトラポです。海外かと思いきや大阪でした。
日本よりも海外で評価が高いハイエンドメーカーでしてサイトは英語です。
国産なのに「なんでやねん!」とつっこみたくなる価格付けの製品です。
トップローディンは趣味性があって私も好きです。
後にデジタルコンディショナーが挟まってます。
ZANDEN AUDIO(ザンデンオーディオ) MODEL DSC-1
画像だとプラスティックぽいですが、アルミに漆塗りのようです。
DDCとしてはレコーディング機材がさらに入ります。
Behringer(べリンガー) ULTRAMATCH PRO SRC2496
サイドウッドは自作です。
多分ここでアップサンプリングしてデジチャンに入れていると思います。
チャンデバはヤマハのレコーディング用の上位機種です。珍しいですね。
YAMAHA D2040
最終のアナログ段で音量調整できるのがお気に入りとのこと。
プリレスでパワーに直結。
パワーはダブルウーファーズ恒例のレビンソン祭りです。
mark levinson(マークレビンソン)No.33HL
出ました。タワーのレビンソン。
私の予想だとその内No.33Lを購入されると思います。
130Hz以下最低域の38センチ2発を担当。
mark levinson(マークレビンソン)No.334L
上に同じくクロスが上の38センチ2発低音担当。
mark levinson(マークレビンソン)No.434L
2000年ぐらいのモノラルアンプです。中域担当。
TRIGON(トライゴン) TRE-50 MBA
良く見るドワーフの上位機種。高域担当。
自作スピーカー『FUJIYAMA』
ニミッツ級の巨大空母と言った様相です。
ウーファーは部屋も大きいので小さく見えますが38センチが8発!
確かJBL2235だったはずです。
ミッドホーンはJBL2450を2つ
ツィーターもJBL2405を2つ
箱には砂が片チャン100キロ程度詰まってます。
普通ならジルコンサンドだと思いますが、近所の海岸から自ら取って来ているところが粋です。心なしか磯の香りがする音でした(嘘)
しかしながら、何を持って12インチ8発の箱を作ったのか?
この一点において凄まじい低音に対する執念を感じるシステムです。
過去のブログを見ると超大型システムをさながらブックシェルフの様に試行錯誤が行われております。
FUJIYAMAの前に使っていたスピーカーがJBL4350だったようです。さらに4350を横スタック片チャン2台という既にイっちゃてる最終形態だったらしいのですがここからもう一段昇ろうと考えるのは凄いですね。
部屋はとにかく大きく40畳弱とのこと。
一部2階へ吹き抜け構造になっており、天井の高さは最高で8mぐらいはあると思います。そのためエアボリュームが大変大きいです。
部屋が大きいのも考え物で、JBL4350時代には体育館のステージ上で鳴っている程度だったらしいです。
ルームチューンとして隅にちょっと背の高いアンクが1対配置されてました。
で。肝心の音ですが。
見ればわかる話ですが、低音が凄いです。
ひたすらに筋肉質な低音で圧倒的なスケールと力感です。
確かな頂がそこに存在してました。
大太鼓がまさかの等身大。30Hz近辺の超低音を含む音を部屋を揺らしながら表現します。
バスドラは弛むことなく体の芯に刺さるようなリズムを刻んでおりました。
やはり大部屋の空間を十二分に使い切った音の余裕は圧巻。
最高110デシベルを超える爆音ですが、きつさをあまり感じません。
(←きついと感じるのは近隣住民だけですw)
サックスの質感もナチュラルで雰囲気が出てます。
しかしダブルウーファーズの面々を訊ねて思うのは、低音とはこうも個性があるものなのかと思います。
単純に出ているか否かではなく、質・量共に奥が深いですね。
今度我が家にいらっしゃるとのことですが、困ったものです。
我が家は低音不在なんですけど・・・・。
お読みいただきありがとうございました。
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