前回に引き続き、バンクーバーからトロントへの車旅、2日目です。
今日もひたすら移動の日。
ちなみに、今回通過するアメリカの州は、下で赤く塗った州。さっさと通過するだけの州もあれば、じっくり観光する州もあります。
これだけ走ったのに、まだ5分の1くらいですね。
せっかく泊まったので、Butte(ビュート)を軽くご紹介します。旅を急ぐので観光はしませんでしたが。
その昔はアメリカ有数の銅鉱山があった街で、1920年代までは炭鉱夫を中心に栄えていました。
高速道路から見えた、山肌に取り付けられたMの字は、Mine(炭鉱)の頭文字だそうです。
写真撮らなかったので拝借(ウィキペディアより)
標高1700メートル。街を出ると雪が積もっていました。
まぁしかしモンタナ州は無駄に?東西に長い!南北もそうとうあるけど。アメリカの地理トリビア。モンタナ州は東西に1015キロ、南北に410キロで、アラスカ、テキサス、カリフォルニア州に次ぐ4番目に大きい州だそうです。試験にでるぞ~。バンクーバーから来ると、西隣のアイダホ州は上が細くなっているので数時間で通り過ぎました。
ビッグスカイ 大空のモンタナというだけあって、遮るものがなにもないので、空がとてつもなく広く感じます。この辺りはカナダで言うとアルバータ州、サスカチュワン州です。プレーリーなので、同じような平原が続きます。
モンタナ州の国道90号線沿線には、なぜかBから始まる地名が多い。
Butte(ビュート)、Boseman(ボーズマン)、Billing(ビリング)...
ボーズマンは、間欠泉で有名なイエローストーン国立公園への最寄の市として知られていますが、ここには知る人ぞ知る温泉があります。
屋内、屋外プール共充実した、いい温泉でした。今回は温泉なんかにつかってると途中でくつろぎすぎて寝てしまいそうなのでパスしましたが、以前にイエローストーン国立公園に来たときは寄っていきました。
Bozeman Hot Springs
今日の目標は、そのモンタナ州を突っ切って、東隣のサウスダコタ州に入ってすぐのRapid City(ラピッド・シティ)です。なぜここに泊まるかというと、かの有名なマウント・ラッシュモア国立公園から一番近いのだ。
1000キロほどの移動なので、寄り道する余裕はありませんが、ひとつ行きたいところがありました。
これです。映画、未知との遭遇に出てきたデビルズタワー。こんな機会でもないと絶対に訪れることがないと思うので、時間が許せば行きたかったのですが...
ルートから離れること片道30分、観光の時間を入れて最低2時間見ないといけないので、断念しました。地図で見るとすぐなのになぁ。
マウント・ラッシュモアに観光に来る方は、ラピッド・シティから車で片道2時間弱なので、興味のある方はぜひどうぞ。
無事、ラピッド・シティに到着しました。おや、どこかで見た顔ですね。
ラピッド・シティは、4人のアメリカ大統領の顔が彫られた近くのマウント・ラッシュモア国立公園への玄関口です。それにちなんでか、街のいたるところに歴代大統領の銅像が置かれています。
詳しくはまた明日。
前回の記事はこちらです。
トロントに向かってレッツラゴー 第1話