◎12/19「みんなDE家族会議」②
「みんなDE家族」の続きです。
前半⇒ ◎「みんなDE家族会議」①
■ セッション2
対話③ ”自分たちができることはなにか”
セッション1から上がってきたテーマを、5つに集約しました。
1.持続可能な子育て・子育ちコミュニティ
2.子どもの参加できる社会
3.子どもの多様性を認める子育て・子育ち
4.他子育て
5.地域のつながり力の再構築で子育て・子育ち
さっそく、新たなグループに分かれてのディスカッション
子どもたちもグループごとにディスカッション?

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■対話の内容の共有
◎ 持続可能な子育て・子育ちコミュニティ
・地域社会でのつながりは希薄になったし、WEBが浸透したことで
リアルな人と人とのコミュニケーションも弱くなった
・子どもも見知らぬ人と話してはいけないなどの制約もあって
ますます大人と子供の距離も広がってしまった。
・しかし、新たな繋がりの方法として、コーポラティブハウスのような
取組みもあるので、これを拡げていく方法がある。
・まずは、自分の身の回りの簡単にできるところで、他人と目が合ったら
挨拶するなどの信頼が生まれるコミュニティーづくりが大切。
◎ 子どもの多様性を認める子育て・子育ち
・まず親自身が自分自身に肯定的になることが先決。
このためには、親が未来に希望を持つこと、持てること
・子ども一人ひとりが違うということを受け入れること。
このためには、親が偏見や先入観を捨てて、あるがままを
受け止められるようになることが大切
西塚さん 山原さん

◎ 他子育て -①
・地域の異世代との交流がとても大切
・いろんな人が子育てに関わることで子どもも成長できる
また、他人が見てくれる分、親も楽になる
・若い人がベビーシッターをやると若者が育つ
・訪問型子育て支援をもっと広めることが必要。
・いかに良い活動かを周りが認知して欲しい
・知らない人が自分の家に来ることへの抵抗感と価格がネック
⇒解決策を考えていきたい
◎ 他子育て -②
・子育てへの理解が足りず冷たい視線を送る人も増えている。
・逆に、おせっかいなオジサン、オバサンは減っている
・手助けを申し出ても断られる不安もある
・でも、自分から明るく声をかけることが解決策
・身近なところから繋がっていくことが大切
落合さん 森さん

◎ 地域の繋がり力の再構築で子育て・子育ち -①
・繋がりをつくるには、「人」「金」「場」が続いていくことが大切
・「場」のベースとなるスペースの賃貸料がネックでもある
⇒空いてる部屋や土地の情報をニーズとマッチさせる機能が欲しい
・繋げる「人」が大切…あきらめない、粘り強く
◎ 地域の繋がり力の再構築で子育て・子育ち -②
・「場」がたいせつ
・持続的に繋げるにはコアの人が一人でも良いから存在すること
・今は公的な支援でやってるが、これからはビジネスとして成り立つことが重要
・地域に開けた「コレクティブハウス」に新たな可能性がある
吉岡さん 吉田さん
対話3の大人たちの成果 子どもたちの成果

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■ 感想
◎ 山原さん
子育ては幅が広いが、普段、感じていることをこうやって話し合うことで、
それが次の一歩へ繋がっていくという手ごたえを感じた。
とても良い機会になった。ありがとうございます。
◎ 藤沢さん
いろんな意見が出て、子育てしやすい地域社会をつくっていくと良い。
この時に日本に一番欠けているのは、「子どもソーシャルワーカー」
訪問型支援、ひろば、コミュニティカフェ、コレクティブハウスなど
新しい試みも含めたいろんな活動をコーディネートしていく専門職が必要。
(カナダなども参考にしながら、このような人をおくようにしたい)
◎ 竹林さん (厚生労働省 母子家庭等自立支援室長)
○「親の視点」だけでなく「子どもの視点」も含めてトータルで考えています
・親が悩みが多くて元気がないと親子関係がうまくいかない
⇒親を支援することで、家庭全体が元気になる
・保育所に行くことで、保母さんのアドバイスをもらえるなど
子育てのたいへんさが救われる面も大きい
・パートタイムや自営業、専業主婦の方にも役立つようにしたい
・いろんな方が支援を受けられて、悩みを共有できるようにしたい
○「子育て」を充実させるために、税制改革をするようになったのは歴史上初めて
・これまでは、高齢者の年金介護医療が中心だったが、今回はじめて
子どもや、子どもを育てている家庭に目を向けるようになった
・実際、税金を上げるには大変な
○子育ての実際を決めるのは当事者
・国が決める性質のものでもない
・子どもを育てている人、民間でサービスを提供している人、支援している人が
しっかり考えていくこと、そしてそれを反映していくことが重要
・その意味で、自分たちが何ができるかというこのような場は大切にしたい
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■ ここで「もろびとこぞりて」を皆で歌います。
リードするのは高橋ゆっきさん

クリスマスらしい歌だし、「みんなDE」という感じがあって良いですね!!
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■ 森さんのファシリテーション・グラフィック
「真ん中のオレンジの円を中心にいろんな家族が広がる」
家族がいる夫婦、独居老人、新婚さん、大家族
一つの空間(家)に同居してなくて離れていても繋がっている
「”温かさ”と”つながり”」
家族にとって大切なこと(見えにくいこと)を照らす温かいロウソク
各家族同士のつながりや、”家”という系統としての家族がある、

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■ 最後に田中さんのメッセージ
○ 「みんなDE家族会議」はみんなに関わってもらって広げていきたい
・お子様がいる方だけでなく、いない方も、お年寄りも、みんなが関係していること。
税金を払っているし、子育ては社会全体で関わっていく問題。
・今日、会議のイメージを共有できたら、それを持ち帰ってください。
・自分たちの地域に戻って、それぞれに家族会議を行っていくイメージをしています。
・そういう人が一人でも増えるのが願いです。
○ やってみたいと思った方は声を上げていただければ、私たちがお手伝いします。
・問題意識を持った人はやってみたいと言ってください。
・場所、人集め、進め方、などなど私たちでよければお手伝いします。
・みんなで問題や解決策などを集めて、考えていきましょう。
・自分たちの自助努力でやって行けるのか、行政に持って行ったほうが良いのか、
どう持っていったらよいかなども一緒に考えましょう。
○ やりたいという方がいらしたら、私たちで良ければぜひ言ってください。
一緒にお手伝いさせてください。 本日はありがとうございました。
ファイル ⇒ 「結びの言葉」
以上、です。
この後の懇親会と、アンケート結果については、
レポートその③ をご覧ください。
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前半⇒ ◎「みんなDE家族会議」①
■ セッション2
対話③ ”自分たちができることはなにか”
セッション1から上がってきたテーマを、5つに集約しました。
1.持続可能な子育て・子育ちコミュニティ
2.子どもの参加できる社会
3.子どもの多様性を認める子育て・子育ち
4.他子育て
5.地域のつながり力の再構築で子育て・子育ち
さっそく、新たなグループに分かれてのディスカッション
子どもたちもグループごとにディスカッション?

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■対話の内容の共有
◎ 持続可能な子育て・子育ちコミュニティ
・地域社会でのつながりは希薄になったし、WEBが浸透したことで
リアルな人と人とのコミュニケーションも弱くなった
・子どもも見知らぬ人と話してはいけないなどの制約もあって
ますます大人と子供の距離も広がってしまった。
・しかし、新たな繋がりの方法として、コーポラティブハウスのような
取組みもあるので、これを拡げていく方法がある。
・まずは、自分の身の回りの簡単にできるところで、他人と目が合ったら
挨拶するなどの信頼が生まれるコミュニティーづくりが大切。
◎ 子どもの多様性を認める子育て・子育ち
・まず親自身が自分自身に肯定的になることが先決。
このためには、親が未来に希望を持つこと、持てること
・子ども一人ひとりが違うということを受け入れること。
このためには、親が偏見や先入観を捨てて、あるがままを
受け止められるようになることが大切
西塚さん 山原さん

◎ 他子育て -①
・地域の異世代との交流がとても大切
・いろんな人が子育てに関わることで子どもも成長できる
また、他人が見てくれる分、親も楽になる
・若い人がベビーシッターをやると若者が育つ
・訪問型子育て支援をもっと広めることが必要。
・いかに良い活動かを周りが認知して欲しい
・知らない人が自分の家に来ることへの抵抗感と価格がネック
⇒解決策を考えていきたい
◎ 他子育て -②
・子育てへの理解が足りず冷たい視線を送る人も増えている。
・逆に、おせっかいなオジサン、オバサンは減っている
・手助けを申し出ても断られる不安もある
・でも、自分から明るく声をかけることが解決策
・身近なところから繋がっていくことが大切
落合さん 森さん

◎ 地域の繋がり力の再構築で子育て・子育ち -①
・繋がりをつくるには、「人」「金」「場」が続いていくことが大切
・「場」のベースとなるスペースの賃貸料がネックでもある
⇒空いてる部屋や土地の情報をニーズとマッチさせる機能が欲しい
・繋げる「人」が大切…あきらめない、粘り強く
◎ 地域の繋がり力の再構築で子育て・子育ち -②
・「場」がたいせつ
・持続的に繋げるにはコアの人が一人でも良いから存在すること
・今は公的な支援でやってるが、これからはビジネスとして成り立つことが重要
・地域に開けた「コレクティブハウス」に新たな可能性がある
吉岡さん 吉田さん
対話3の大人たちの成果 子どもたちの成果

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■ 感想
◎ 山原さん
子育ては幅が広いが、普段、感じていることをこうやって話し合うことで、
それが次の一歩へ繋がっていくという手ごたえを感じた。
とても良い機会になった。ありがとうございます。
◎ 藤沢さん
いろんな意見が出て、子育てしやすい地域社会をつくっていくと良い。
この時に日本に一番欠けているのは、「子どもソーシャルワーカー」
訪問型支援、ひろば、コミュニティカフェ、コレクティブハウスなど
新しい試みも含めたいろんな活動をコーディネートしていく専門職が必要。
(カナダなども参考にしながら、このような人をおくようにしたい)
◎ 竹林さん (厚生労働省 母子家庭等自立支援室長)
○「親の視点」だけでなく「子どもの視点」も含めてトータルで考えています
・親が悩みが多くて元気がないと親子関係がうまくいかない
⇒親を支援することで、家庭全体が元気になる
・保育所に行くことで、保母さんのアドバイスをもらえるなど
子育てのたいへんさが救われる面も大きい
・パートタイムや自営業、専業主婦の方にも役立つようにしたい
・いろんな方が支援を受けられて、悩みを共有できるようにしたい
○「子育て」を充実させるために、税制改革をするようになったのは歴史上初めて
・これまでは、高齢者の年金介護医療が中心だったが、今回はじめて
子どもや、子どもを育てている家庭に目を向けるようになった
・実際、税金を上げるには大変な
○子育ての実際を決めるのは当事者
・国が決める性質のものでもない
・子どもを育てている人、民間でサービスを提供している人、支援している人が
しっかり考えていくこと、そしてそれを反映していくことが重要
・その意味で、自分たちが何ができるかというこのような場は大切にしたい
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■ ここで「もろびとこぞりて」を皆で歌います。
リードするのは高橋ゆっきさん

クリスマスらしい歌だし、「みんなDE」という感じがあって良いですね!!
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■ 森さんのファシリテーション・グラフィック
「真ん中のオレンジの円を中心にいろんな家族が広がる」
家族がいる夫婦、独居老人、新婚さん、大家族
一つの空間(家)に同居してなくて離れていても繋がっている
「”温かさ”と”つながり”」
家族にとって大切なこと(見えにくいこと)を照らす温かいロウソク
各家族同士のつながりや、”家”という系統としての家族がある、

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■ 最後に田中さんのメッセージ
○ 「みんなDE家族会議」はみんなに関わってもらって広げていきたい
・お子様がいる方だけでなく、いない方も、お年寄りも、みんなが関係していること。
税金を払っているし、子育ては社会全体で関わっていく問題。
・今日、会議のイメージを共有できたら、それを持ち帰ってください。
・自分たちの地域に戻って、それぞれに家族会議を行っていくイメージをしています。
・そういう人が一人でも増えるのが願いです。
○ やってみたいと思った方は声を上げていただければ、私たちがお手伝いします。
・問題意識を持った人はやってみたいと言ってください。
・場所、人集め、進め方、などなど私たちでよければお手伝いします。
・みんなで問題や解決策などを集めて、考えていきましょう。
・自分たちの自助努力でやって行けるのか、行政に持って行ったほうが良いのか、
どう持っていったらよいかなども一緒に考えましょう。
○ やりたいという方がいらしたら、私たちで良ければぜひ言ってください。
一緒にお手伝いさせてください。 本日はありがとうございました。
ファイル ⇒ 「結びの言葉」
以上、です。
この後の懇親会と、アンケート結果については、
レポートその③ をご覧ください。
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