昨年に引き続き、今年もプラヤ・デル・ココでは
砂祭りが行われた。
砂浜に砂で像をつくるという催しで
札幌雪祭りの砂版といったところ。


2回目となる今年は、前回よりも規模が大きくなるだろう
と予想していたところ、つくられた砂の像はたった5体。
主催者は、砂の像づくりよりも
コンサートや子供達による運動会など
他のイベントに力を入れることにしたらしく
個人的にはがっかり。
そのせいかどうかはわからないが
来場者の数も去年に比べて少ないようだった。


さて、次回はどうなることやら。


sazou

一体お前はコスタリカで何をしているんだ?
という声が聞こえてきそうなので、たまには活動の話も。


最近はというと、昨年に引き続き開催予定の
環境絵画コンクールなるものを準備中。


これは、コスタリカ各地の小学校から
「清潔で自然と調和した町」というテーマで絵を募集し
国立博物館や各地の市役所に展示して
広く人々に対して環境問題について啓発を図ろう、というもの。


5回目となる今回は、6月中旬に開催予定。
募集要項の作成、必要経費の計算など地道な作業が終わり
先週より各小学校から絵が集まってきたところ。
個性的な作品も多く、見ていておもしろい。


さてと、次は展示の準備を進めねば。

この一週間で停電が2回あった。

特に先週木曜日の夜は、コスタリカ全体で一斉に停電が起こった。

数時間の間、国中が真っ暗になったわけである。


病気になると健康のありがたさがわかるように

停電になると電気のありがたさがよくわかる。


ろうそく以外の灯りもなく

汲み上げるポンプが止まったため水も出ず

扇風機が止まっている隙に蚊の大群が襲い掛かってくる中

(ちなみに、コスタリカでは一般家庭にエアコンは普及していない)

何もできずにぼーっとしていると

まだ電気がなかった頃の人々の生活が頭に浮かんだ。


昔の人々は電気がなくても逞しく生きていたんだろうなあ

と思うとともに

電気のある生活の便利さを覚えてしまった現代人は

電気のない生活に戻れるのだろうか

という疑問が湧いてきた。

そう考えると、電気の大切さ

そして発電に必要な資源の大切さに改めて気付かされた。


また、ぼーっとしていると、いつも以上に蚊が気になる。

ここで、思考回路は地球温暖化問題へと飛躍。


熱帯地方に位置しているコスタリカには

日本以上に蚊が多い。

が、例えば、実際に地球が温暖化した場合

日本にもコスタリカ並みに

蚊が発生するようになるかもしれない。

これは、かなり鬱陶しい。

さらに、マラリアやデング熱といった蚊によって

媒介される伝染病が新たに流行る可能性も。

そうなると、鬱陶しいどころの話ではない。


そんなことを取留めもなく考えていると

普段は電灯で見えにくくなっている

満天の星とホタルの群れが目に入ってきた。

そして、これまた普段はスピーカーからの爆音に消されている

様々な虫の鳴き声が耳に響いてきた。


自分も電気のない生活に戻れそうもない人間の一人だが

たまには電気のない時間もいいかもな、と思った。

コスタリカの人々はサッカー好きである。
国内のプロリーグだけではなく
ヨーロッパなど外国のプロリーグの試合も見ている。
そのため、海外で活躍している日本人選手について
知っている人もいて、サッカーの話をしていると


「ナカタ」「ナカムラ」


といった名前が出てくることもある。


そんなコスタリカで活躍している日本人選手はいないが
逆に、日本で活躍しているコスタリカ人選手はいる。


FC東京のフォワード、ワンチョペである。


18才でプロ入りしたワンチョペは
10年以上もコスタリカ代表に選ばれ続けている。
前回W杯の開幕戦でドイツ相手に2点決めたのも
ワンチョペである。
が、今は日本、その前はアルゼンチンと
外国のチームに所属していることが多い。


残念ながら、日本のプロリーグについて
コスタリカではニュースになることもほとんどないため
まだ試合は見られていないが
ワンチョペの今後の活躍に期待。

スペイン語圏で人気のアーティスト
ジュリエッタ・ベネガスが
「Limon y sal」(レモンと塩)という曲を歌っていたりするが
コスタリカの人々は、レモンと塩をかけるのが好きである。


レモンと塩、という組み合わせを聞くと
テキーラを思い出す方もいるかもしれないが
この国には、ビールにレモンと塩を入れて飲む人がいる。
実際、レモンと塩の入った缶ビールも市販されている。
一度試してみたが、個人的には口に合わなかった。


また、前回取り上げたマンゴーにも
レモンと塩をかけて食べる人がいる。
せっかくのマンゴーの味がわからなくなる気がするのだが。


にもかかわらず、コスタリカ人に
「日本人の中にはスイカに塩をかけて食べる人がいる」
という話をしたところ
「信じられない!」
という反応が。


なぜ?

前回、マンゴーが不作らしいと書いたが
それでも、その辺にたわわに実っている。


mango2


一口にマンゴーといっても、色々と種類があり
大きさや色、味が違う。
市場に行くと、それぞれ山積みされている。


mango


よく、南国の人は北国の人に比べて働かないという話を耳にするが
その辺にこんな美味しいものがなっていたら
働く気がしなくなるのも納得。

例年より一ヶ月ほど遅れて始まった今回の乾季だが
このところ曇りがちな天気が続いており
早くも終わりそうな気配が漂ってきた。
例年よりも一ヶ月ほど早い。
ということは、今年の乾季は例年より2ヶ月も短かったことになる。


そのせいか、今年はマンゴーが不作だったそうな。


乾季は観光シーズンであると同時に
建設ラッシュの時期でもある。
ホテルや別荘が次々に建てられているが
工事が終わる前に雨季が始まりそうだ。


そういえば、今年はサソリが出なかった。
去年の今頃はサンダル片手によく戦っていたものだが。

近所の雑貨屋に買物に行ったところ

ふと日本語が目に入った。


日本の某百円ショップの修正テープだった。


しかも250コロン、日本円にして約60円。

日本の百円ショップよりも安い。


一体どういうルートで回ってきたのだろう?


日本で桜が花開くこの時期、
コスタリカでも似た色の花が咲く。


roble sabana


この木はRoble Sabanaという樫の一種。
近づくと桜に比べ、かなり花が大きいことに気付くが
遠くから眺めると桜に見える。


日本と違って、この木の下で
花見と称して宴会が開かれることはないが
人々の目を楽しませている。

先週末、日本文化の紹介や各自の活動先の宣伝を目的として

首都サンホセのショッピングモールで

「フェリア・サクラ」と題したイベントが行われた。

「フェリア」とは「市場、祭り」といった意味、「サクラ」は「桜」である。


去年に引き続き2回目の開催。

会場はなかなかの混雑ぶり。

特に浴衣着付けブース、折り紙ブース、

そして習字ブースには行列ができていたほど。


習字ブースでは来場者の名前を漢字で強引に当て字。

例えば「ルーベン」なら「留勉」、

「アレハンドラ」なら「亜礼藩怒羅」といった調子。


習字


ステージでは日本の歌の演奏や盆栽の実演なども。

特に茶道のデモンストレーションには観客が集まっていた。


準備や後片付けは中々に大変だったが

来場者に日本文化に親しんでもらえたようでなにより。

まあ、中には最後まで日本と中国の区別がつかないまま

帰っていった人もいたようだが…。