6月に開催した環境絵画コンクールがまだ後を引いている。
7月に地元での表彰式も終え、せっかくだから
集まった絵をどこかに展示しようと考えていたところ
市役所の担当者からオファーがあったので
渡りに船とばかりにお願いした。
1ヶ月後、担当者の秘書から連絡あり。
「担当者が外国へ研修に行ってしまったんだけど
絵はどこに展示すればいい?」
まだ展示してなかったんかい!
市役所に行ってみると、秘書が悩んでいる様子。
「絵を飾るための会場は押さえたんだけど
展示用の板をどうしようかな、と思って。
警備員を雇うお金もないし」
こっちにもそんな金ねーよ!
というか、教育的な価値はあるが
金銭的な価値はない小学生の絵を一体誰が盗むんだ?
面倒臭くなって、ちょうど通りがかった市長に直談判。
「子供達が描いた絵を市役所の入口にでも飾らせてもらえませんか?」
すると市長は市役所の入口へと歩いていき
おもむろに飾ってあったバナーを引きずりおろして一言、
「好きなだけ使っていいぞ」
なんて話がわかるんだ、市長!
さっそく絵を展示、所要1時間。
これだけのことに1ヶ月かかったのか…。
2週間後、研修から帰ってきた担当者に連絡を入れる。
「勝手に絵を展示してしまったけど、問題ない?」
「いやあ、素晴らしいよ。TV局にも取材に来てもらったよ」
そういうところは、やること速いのな…。