コスタリカにも様々なチェーン店のスーパーマーケットがあるが
その中でも安いのは「PALI」である。
店内は倉庫のように雑然としているが
多くの品物が他のスーパーの1~2割引で買える。
そのため、一度に買いだめしていく客が多く
レジはいつも混雑している。
そんなPALIで画期的な出来事が。
なんと、今までタダだったレジ袋が有料化された!
1枚5コロン、日本円にして約1円。
日本でもレジ袋の有料化が制度として導入されるようだが
それ以上に画期的なことである。
何故か?
まず、コスタリカでは基本的に店内にバックを持ち込めない。
手荷物は店の入口に預け、手ぶらで店内に入るのが一般的である。
そのため、レジで袋をもらわないと
買った物を運ぶのに苦労する。
次に、ゴミ袋の消費量が多い。
というのも、中南米の多くの国がそうであるように
コスタリカでもトイレの紙は流さずに
備え付けられたゴミ箱に捨てる習慣がある。
これは、水圧が低かったり、下水管が細かったりして
下水管が詰まり易いという事情によるらしい。
そのため、ゴミ袋の使用量が多くなり
スーパーのレジ袋がゴミ袋として利用される機会も多くなる。
という訳で、この国では人々のレジ袋に対する依存度が高い。
そういった背景があり、なおかつビニール袋がゴミになるという
人々の認識が乏しい国で、スーパーがレジ袋を
有料化したというのは画期的なことだと思った。
もちろん、レジ袋の有料化によりスーパー側にも
それなりの利益が上がるのだろう。
が、客からの反感も予想されたはずである。
それでも実行した点は評価されてもいいのではないかと。
これを機に、人々のゴミに対する意識が少しでも変われば幸い。
かくいう自分も郷に入って郷に従っていた。
これからはポケットに買物袋を忍ばせて行こう。
