2015.3.1 05:00

燕・畠山、左ふくらはぎの張りで巨人戦欠場 5日から復帰の見通し

 ヤクルト・畠山和洋内野手(32)が28日、左ふくらはぎの張りを訴え、巨人とのオープン戦(東京ドーム)を欠場した。5日のオリックス戦(京セラドーム)から復帰できる見通し。

 

2015.3.4 05:01

燕・畠山、早ければ5日オープン戦から復帰も「まだ不安ある」

 左ふくらはぎの張りのため2月28日からの巨人2連戦を欠場したヤクルト・畠山が、早ければ5日のオリックスとのオープン戦(京セラドーム)から復帰する。「状態がよければ、5日から使いたい」と真中監督。フリー打撃やノックなどを行った畠山は3日、「試合に出るつもりで動いているけれど、まだ不安がある」と慎重だった。 (神宮)

 

2015.3.8 16:57

燕打線、黒田に感嘆 畠山「シュートが直球のような軌道で来る」

 オープン戦(8日、広島1-0ヤクルト、マツダ)ヤクルト打線からは黒田の百戦錬磨の投球術に感嘆の声が上がった。畠山は「シュートが直球と同じような軌道で来る」と話し、川端は「低めのスプリットが直球に見えて沈む。気をつけないと」と警戒。わずか39球で打者13人を打ち取られたことに、中村は「あっという間に追い込まれる。術中にはまった感じ」と脱帽した。

 黒田とは開幕カードでの対決が見込まれる。飯原は「みんなで情報交換し、対策を練っていきたい」と話した。(共同)

大引(黒田に)「全部の球を動かしていると思う。テンポも良く、相手のペースで打たされた」

 

2015.3.8 05:02

ヤクルト、今年もセ界最強打線!14年ぶり1イニングで9点

 オープン戦(7日、広島3-12ヤクルト、マツダ)一気呵成(かせい)だ。燕打線がマエケン降板直後の鯉投手陣に襲いかかった。五回に打者13人で9点。昨季リーグトップのチーム打率・279、667得点の“セ界最強打線”が爆発した。

 「球をしっかりチョイスして打つべきところで打てた」と真中監督。2番手・佐藤の制球難につけこみ、3四球と2本の内野安打などで逆転。なお一死満塁で、左ふくらはぎの張りから復帰した5番・畠山が走者一掃の右中間二塁打を放って試合を決めた。

 「調子が悪い中で自分のスイングやタイミングを確認しながらやってきた。いいイメージで打てた」と畠山。この日は長男の2歳の誕生日。遠征出発前の3日に、電車好きの愛息に「プラレール」を贈ったパパが頼もしい姿を見せた。

 11-3の九回には、二走・三輪が、藤井の内野安打で一気に生還。チーム全体で取り組んでいる「走塁改革」の成果も見せた。球団のオープン戦での1イニング9得点は、日本一になった2001年以来14年ぶり。健在の最強打線が、春から“吉兆”を呼び込んでいる。

 

2015.3.29 18:16

ヤクルト、“黒田対策”実らず…芯を外され凡打重ねる

 (セ・リーグ、広島2-1ヤクルト、3回戦、広島2勝1敗、29日、マツダ)ヤクルト打線はオープン戦で完璧に封じられた黒田をまたも攻略できなかった。右打者は内角のツーシームに手を出さないなど対策を練ったが「これだけ投げてくると捨てるのは難しい」と畠山。ストライク先行の投球に対し、第1ストライクから積極的に狙うよう意思統一したものの、微妙に芯を外されゴロの凡打を重ねた。

 七回に外角ボールゾーンから鋭く曲がってくるツーシームに見逃し三振した中村は「ケアしていたのに手が出なかった。完敗」。黒田に3打数無安打だった雄平は「スピードが速かった。動かすというより本格派の印象」と話した。(共同)

杉浦(6回1失点ながら黒星)「慎重にいきすぎての四球が多かった。防げる失点だった」

山田(黒田に3打数無安打)「めちゃくちゃコントロールが良くて、甘い球が全然なかった」

ヤクルト・杉村チーフ打撃コーチ(黒田に)「力負けしている。動く球をどうにかしないと」

 

2015.3.31 21:45

ヤクルト・成瀬、本拠地デビュー戦は5回3失点で初白星

 (セ・リーグ、ヤクルト4-3阪神、1回戦、ヤクルト1勝、31日、神宮)昨年オフ、FAでヤクルトに加入した成瀬善久投手(29)が、本拠地神宮でデビュー登板。一回にロッテ時代の同僚の西岡剛内野手(30)に3ランを浴びたが、その後は要所を締め5回6安打3失点で今季初白星を挙げた。

 成瀬は一回、先頭から連打を許すなど無死二、三塁のピンチを背負うと、西岡に3ランを浴び失点。二回以降は、調子が悪いながらも変化球を散らし追加点を与えないベテランらしい粘りの投球を見せた。五回を投げきり、裏の攻撃で代打を出され交代したが、味方打線が3点を奪い4-3と逆転に成功したため勝ち投手の権利を得た。

 雄平、畠山と共にお立ち台に立った成瀬は初白星に「最高です」と笑顔を見せ「1アウトが取れるまで緊張が解けなかった。野手の皆さんが逆転してくれたので、次はもっといいピッチングがしたい」と投球を振り返った。

 ロッテ時代の元同僚の西岡に本塁打を打たれ「新聞とかで、抑えたいと言ってたのに打たれてしまって、すごいショックです。でも次に対戦した時はしっかり抑えたい」と話すと「(5回100球は)まだまだ、満足する数字じゃない。先発投手は完投していかなければならない。五回までしか投げられなかったのは反省点だと思う。次は頑張りたい」と決意を語った。

畠山(五回に逆転の2点二塁打)「去年最下位で厚かましいが、みんな優勝を狙っている」

真中監督(本拠地初勝利)「最後(のピンチ)は見たくなかったけど、投手がよく踏ん張った」