暫くしたらまた再挑戦するとか言っておきながら、翌日にはまた手を付けてるといういい加減さ。。。 

結局その晩にバラしては組んでを何回かやって何とか納得出来る感触になり、微妙に残ってたカタ付きも無くなったのでこれで良しとしました。


グリスは少し固めに入れ直したところ思った以上に重くなり、結局元の柔らかいヘリコイドグリスに入れ直し。。 量を多めに塗布することでほどよいトルク感を得る事が出来ました。
 

調整の段階で同時に微妙に残るカタつきの原因を探っていたところ、ほんの僅かですが直進キーの部分がブレていました。





このレンズのタイプはこのように真鍮のキーの真ん中に幅を微調整するためのネジがあるので、これを一度外し洗浄後再度ねじ込んでキーの幅を微調整しブレをとります。

(横着して溶剤でロック樹脂を洗浄しないと、ねじ込めずネジ山潰す可能性大です)




実はこの後すぐ、古いタイプの同レンズを分解し現在ヘリコイドを三枚おろしにしたところなのですが、こちらの直進キーはプラスチックで出来ておりブレが出ても調整することが出来ません。
 

当時ガタが出たレンズが多かったのでしょうかね、改善されて材質が真鍮になり調整できるように改善されたようです。

 

 

こちらが治したい本命のレンズなんですけど。。

 

組み方も新しいタイプ?とちょっと違ってて、直進キーはご覧のように白いプラ製でした。

簡単にガタを調整できないので、ちょっと手間がかかりそうです。



安く何処にでもあるレンズのようだけど、なかなか評判も良いレンズみたいし。
雨の日の暇つぶしに良きですよ。