（ウサギ用語で「なでこ」と言います）
実は私、日曜日の夜からマイクロバスで出発して月曜日に宮城県石巻市にカットボランティアに行ってきました
今回は「りびボラ」という、理美容師のボランティア団体に申込をして、合計17名の美容師さんと一緒に活動してきました
3／11に東日本大震災が起きて、日本中の人が今自分にできる事って何だろう…自分ってなんて未熟なんだろうといっぱい考え、色んな事を想い、悩んだと思います。
私も自分に何ができるのだろうか…とずっと考えています。
私の取り柄といったら美容師しかないし、私から美容師をとったら何も残らないんじゃないかと思うくらい今まで仕事に精を注いできたし、それを誇りに思っているので、私が皆さんの為にできる事といったら美容に関する事しかないと、それしか思いつかなかったです。
私には一歳上の姉がいて、姉は新潟に住んでプロスノーボーダーとして活躍しています
姉は阪神淡路大震災の時もまだ中3くらいだったのにすぐに現地にボランティアに行きました！
今回も４月から１ヶ月間、岩手県釜石市に住み込みで瓦礫撤去や家の清掃のボランティアをしていたそうです。
姉からも
「せっかく美容師という特技があるんだから早くボランティアに行ってきたら。皆待ってるよ！」
と言われていましたけど、実際行くのには勇気がなく、怖かったです。
行った後の自分の精神状態が不安定にならないかが心配でした。
けど姉にその事を話したら
「そういう人もおるかもしれんけど、あんたなら精神図太いから大丈夫やわ」
なんて言われてしまったので（笑）
ある意味決心ができて、検索したら出てきた「りびボラ」さんに４月半ば頃に申込をし、今回行ってきました！！
そして今帰りのバスの中です
宮城県って遠いですね！
実質８時間くらいしか活動していないのでなんか物足りなさがありますが、現地の方の生の声が聞けたり、
「ありがとう、ありがとう」
「待っていました」
という言葉をかけていただけて、こちらが「ありがとうございます」という気持ちになりました。
良い経験をさせてもらえたと感謝しています。
石巻市はテレビでも報道されているくらい被害がひどかったのですが、地域によって酷さが全然違いました。
当時は胸まで水が浸かっていたというのが嘘のように復興している街もあれば、見事に破壊されていてこれじゃあ誰も住む事ができないというすごい静けさの街もありました。
同じ市内でもここまで違うの！？とビックリしました…。
写真に撮ってもいいのか迷いましたが、皆さんにも現実を知ってもらいたかったから、ほんの一部ですが写真におさめてきました。
写真は特に被害の酷かった女川町です。
海がすぐ近くにある町でした。
デジカメで撮影した写真はまた後日追加します
長くなってきたので続きは次の記事に書いていきます。