アシスタント時代、1番大変だったのがモデル探しです
カリキュラムが進む度に人体モデルが必要になります。今みたいにネットで募集ができたら良かったけど、まだ充実していない時代…
本当苦労しました…渹
駅前やスーパー、本屋、ファミレスで食事中のお客様、ゲーセン、店員さん、あらゆる人に声を掛けました
断られる確率の方が高いんですよね
営業中は行けないから、営業後や休日に活動です田舎だから、夜は人が少ないんです湜
けどモデルさんを連れていかないとどんなけやる気満々でもやる気がないと判断されてしまうし、練習させてもらえません…
毎週2人必要だから、本当必死ですよ
色んな髪質・骨格の人で練習しないと勉強にならないから、同じ人はダメだし渹
夜中までかかっても見つからなくて泣きながら友達にすがった事もありましたね~…
スタイリストデビューがかかっている大事な大事なオーディションの前夜に約束していたモデルさんからドタキャンの連絡が入ってしまいました澈
後輩・同期・先輩・元同僚、色んな方々が協力してくれたおかげさまで無事モデルさんが見つかった時は本当に嬉しくて嬉しくて号泣しましたよ…
怖い(!?)先輩も一緒に泣いて喜んでくれたし、しばらく疎遠だった元同僚も他の子から連絡が入ったみたいで夜中だったのに心配して電話してきてくれたり、本当に温かい皆さまに支えられて無事オーディションをうける事ができました
その日の感動感謝を忘れないようにノートに書き残してあります
さて、そのくらい魂を入れていたオーディション実は私の人生をかけていたのです
オーディションまで必死に頑張って、それでも不合格だったらケジメをつけて退社しようと自分の中で決めていたのです…
今思うと甘い考えだな…と思いますが、当時の私は真剣でした!!
オーディションの合格基準があいまいだったのが納得いかなかったのです!大型サロン(1店舗にスタッフ20人)でアシスタントが足りなくて、スタイリストが溢れていたからデビューできない現状…
当時の私はトップアシスタントという立場でしたトップアシスタントとは、名前の通りアシスタントの中のトップです。カットはスタイリストがして、カット以外のほとんどのメニューをアシスタントが担当します。
アシスタントはどんどん辞めてしまうし、カット以外何でも出来るアシスタントが私とあと2人しかいなかったので、私がスタイリストになるとお店的には都合が悪い…というような話を先輩から聞き…会社に利用されているような不信感が消えませんでした…渹
なのでそのオーディションにかけていたのですその日まで悔いのないように練習し、自分の中でも練習をみてくれていた先輩も合格レベルになったと言ってもらえました
結果は…不合格…瀨瀨瀨
オーディションが終わり、お店を出てから駅のホームでも電車の中でも人目も気にしず1人で泣いて泣いて炅泣きじゃくって帰ったのが今思い出しても切ないですね焏
そんな辛い経験を色々繰り返しながらも無事楽しく仕事をしている今に至っています
辛い経験をする度に強くなっていく自分をヒシヒシと感じる今日この頃です