元原発作業員の作業記録

元原発作業員の作業記録

むかーしむかし、原発で働いてる男がおったとな…以下略

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震災から4年。

亡くなられた方のご冥福をお祈りします。


東日本大震災当日、某原発に出張中でした。

事務所が揺れ、周りの携帯が緊急エリアメールで一斉に鳴りました。


過去に地震があった地域だったため、あまり深刻に考えいませんでしたが、

震度を確認すると東北地方で最大震度7。


誰かが事務所のTVを付けてニュースを観だすと周りが集まってきました。


家族を残してきた人達は電話し始め、上長達は会社へ電話し、

状況を確認していました。


頭が真っ白になってるところに仕事が入り、中央制御室に行くことに。

電力さんも中央制御室でテレビを観ていました。

そこで津波・火災の映像が流れ、いたたまれない気持ちになりました。


中央制御室で『東電が15条通報!』と電力さんが叫んでいたのを

今も忘れる事が出来ません。


私の個人的な意見ですが、あの時、国が本気で助けてくれていたらと思います。


原発には非常用電源が系統があります。

①外部電源

②非常用ディーゼル発電機

③非常用バッテリー


①は送電線の倒壊で×

②は津浪で×

③は非常用のポンプを回す容量が無い。


原発は放射線の漏えいを防ぐため、外部に通じる窓がありません。(非管理区域を除く)

停電して、内部はほぼ暗闇だったでしょう。


必要な物資を国が届けてくれて、廃炉を前提として格納容器に海水or純水を入れて

冷却していたならば…

特例で必要な人員を投入していたなら…


ちなみに圧力容器の方は、圧が高くなり過ぎて注水は無理だったと思います。

この圧力を開放した場合、一気に水が蒸発し、炉心が空焚きになります。

もしかしたらチェルノブイリより凄い爆発になっていたかもしれません。


原子炉の蒸気で回るポンプもあるのですが、その水源も冷却が出来ない状態だったため

炉心は冷えません。


帰宅してからも東電のホームページで炉圧を確認していました。

下がらない炉圧に不安も覚えながら翌日。


現場で作業して事務所のテレビを観ていたら爆発が起こりました。


原発が終わった瞬間でした。



色々な人な人生を変えた事故。

一日も早く収束するように願っています。



第十五条 (原子力緊急事態宣言等)

主務大臣は、次のいずれかに該当する場合において、原子力緊急事態が発生したと認めるときは、直ちに、内閣総理大臣 に対し、その状況に関する必要な情報の報告を行うとともに、次項の規定による公示及び第三項の規定による指示の案を提出しなければならない。


一 第十条第一項前段の規定により主務大臣が受けた通報に係る検出された放射線量又は政令で定める放射線測定設備及び測定方法により検出された放射線量が、異常な水準の放射線量の基準として政令 で定めるもの以上である場合


二 前号に掲げるもののほか、原子力緊急事態の発生を示す事象として政令で定めるものが生じた場合

2 内閣総理大臣は、前項の規定による報告及び提出があったときは、直ちに、原子力緊急事態が発生した旨及び次に掲げる事項の公示(以下「原子力緊急事態宣言」という。)をするものとする。

一 緊急事態応急対策を実施すべき区域

二 原子力緊急事態の概要

三 前二号に掲げるもののほか、第一号に掲げる区域内の居住者、滞在者その他の者及び公私の団体(以下「居住者等」という。)に対し周知させるべき事項


3 内閣総理大臣は、第一項の規定による報告及び提出があったときは、直ちに、前項第一号に掲げる区域を管轄する市町村長及び都道府県知事に対し、第二十八条第二項の規定により読み替えて適用される災害対策基本法 第六十条第一項 及び第五項 の規定による避難のための立退き又は屋内への退避の勧告又は指示を行うべきことその他の緊急事態応急対策に関する事項を指示するものとする。


4 内閣総理大臣は、原子力緊急事態宣言をした後、原子力災害の拡大の防止を図るための応急の対策を実施する必要がなくなったと認めるときは、速やかに原子力規制委員会 (旧原子力安全委員会 )の意見を聴いて、原子力緊急事態の解除を行う旨の公示(以下「原子力緊急事態解除宣言」という。)をするものとする。