ここでHについて説明する。


HはFTで日本語はほぼ話せない。


基本英語かタガログ語である。


歳は20代半ばだ。




地元ではダンサーである。


その話を聞いた過程で色々な写真を見せてもらった。


自分の家族や子供、友達等。




Hと出逢った当初は本当にLINEのレスが早く私は驚いた。


そしてビデオ電話もしてくる、神出鬼没の時間にだ。


まぁ……色々あって減りはしたもののそれでも毎日欠かさず連絡はして来る。


こまめな方が客は付く。


店の経営能力に問題はあるが……。



Hは歌が好きだ。


いつも必ず歌う曲がある。


私にもそれを覚えてと言ってきたので、アホな私は一生懸命覚えた。


因みに、一章で覚えた曲は多分1000回近く聞いた。


紙に発音を書き、スロー再生でヒアリングし、相当困難を極めた。


だが、その甲斐あって今回は数十回聞いただけで覚えられた。


今回も紙にはきちんと書いているが。


Hは私にも歌のリクエストしてくる。


私がいつも歌う曲を少し覚えようとしてくれている。


Hが好きな曲を私も一緒に歌い、私がいつも歌う曲をHも一緒に歌う。


前回行った日はこんな感じになっていた。



Hはいつの日からか私の手や腕や肩を噛んできた。


初めはその行為をピン中伝説でしか聞いてなかったので、焦った。


しかし、それ以来必ず噛み付いてくる。


ガブガブ攻撃である。


もはや恒例行事だ。




HのLINEは最初は英語のみで、絵文字や顔文字は無く淡白な文だった。


国により違いはあるだろう。


しかし、最近は可愛らしい。


これが最近のHとのやり取りのほんの一部である。






私のレスが多少遅くなるとなんで返事してくれないの?と言う。


なんか可愛い。。。



Hは結構酒を飲む。


酔っ払って電話してくる。


タイミング的に私が電話に出れないと、悲しみの絵文字だ(笑)




少し金のかかるめんどくさい女だが、私はそんなHを指名している。




Hの笑顔が素敵だから。




続く……