私はママとLINEを交換し、店を後にした。


しばらくするとHからLINEが来る。


いつものありがとうLINEだ。 


すると10分後位にまたLINEが来る。


H「あなたは怒ってますか?」


H「ごめんなさい、でもそれは私の仕事の1部です」



……。




はひ?




……。




意味不明。


全く怒っていません。


だけど、こういうLINEが来たと言うことは何となく想像出来た。


私は無表情の時や考え事をしている時は、怒っているように見られる。


指名で数回席を離れた時に私が怒っているように見えたのだろう、それしかない。


私は何故?と尋ねる。


やはり私の想像していた内容だ。


私は否定する、事実その事に対しなんとも思ってはいない。


当たり前である。


彼女達は仕事をしに来ているのだ。


私は説明した。


※そんな些細な事では怒るはずもない事。

※私が客でHが仕事という事実を理解している事

※より良い方向に進むために、私はいいから他のお客さんをもっと大切にしなきゃいけないという事


だ。


Hはノーあなたを一番大切にしなきゃと言うが……。


まぁそう言われたらそういうしかないかね。


よくわからんから寝よ。。。


そして私は深く考えないようにして寝る事にした。




2日後。


私とK氏はまた出撃した。


行き過ぎじゃね!?と自分でも思うのだが……。


少し自制しなければ。。。



私はHに今から行くから的なLINEをした。


運転しているとHからビデオ電話だ。


店内からかけてくる。


私は運転中だが、幸いな事にK氏が隣にいたのでビデオ電話を続ける。


私達の顔を見ながら楽しそうになんか言ってる。


ずっと私の名前を叫びながら電話を続ける。


K氏はもはや呆れている。


彼女達は酔っ払いまくっている。


これが出来るということはお客さんがいないと言う事だ。


結局、店の近くの駐車場に着くまで電話が続いた。


あのハイテンションの中に入るのは……と戸惑いの中、私達は店へ向かうのだった。





続く……