私達2人は店内に入った。
ちょうどショータイム中だ。
なんか懐かしい……。
たったひと月前なのにね。
席に着くとまずはアルバイトの年配のフィリピーナが来た。
タレントは皆ショータイム中だからかな。
日本語がほぼ伝わるから気は楽だよね。
彼女が昔タレント時代だった頃の話なんかを聞きながら時間を過ごす。
しばらくするとショータイムが終わりタレントが客に挨拶に回ってくる。
アルバイトのフィリピーナは、「気に入った子が居たら言ってね」と言うが、、
まぁ難しいよね。
顔が可愛いのは選べるけどねぇ……。。。
それだけでは無いんだよなぁ……。。。
最初は顔で間違いないのだけど。
そして遂にタレントの登場です。
私の隣は日本2回目、K氏の隣は日本初めてみたい。
隣にいる娘(通称A)はとても失礼な人間だった。
詳細はあえて伏せるが……初っぱなから結構胸糞悪かった。
どの仕事をしていても最低限の品は必要だよな。
まぁでも、ここは大人の私だ。
せっかくK氏と来たのだから楽しまねばならない。
正直バシルーラ案件だったがまだ私はバシルーラを使えないよわよわな冒険者だ……。。。
そして複数人で来ると言うことは時に我慢も必要なのだ。
最後は楽しく終わらねばならないのだ!
と自分に言い聞かせ、Aを適当に扱う事に決めた
そしてここで私は学んだ。
ダメだなと思った奴は近くに置いたらダメだと笑
それと同時にDの気遣いの素晴らしさとか顔とか話し方とか……色々思い出してしまう。
Dは単純にプロフェッショナル過ぎたのだが……
しかし……マジでDの呪縛から解放されない。
初恋の人を忘れられない感覚だろうか……。
何かにつけて比較してしまうなぁ。。。
私にとってとてもいい女だったて事なんだけど……。
これは良くない事だぁ。
少しするとAから指名しての嵐笑
隣りの席にいるフィリピーナも指名してあげて~と謎の応援。
しかもAとK氏の隣の娘はツーツーの仲らしく、もれなくセットで指名になる。
まぁしゃあない。
これも何かの縁だろう……。。。
それにしてもAは飲みまくる。
遠慮の欠片もない。
K氏の隣の娘は遠慮を知っている娘の様だ。
ホッとした
ある意味これで良かった。
私はレベルアップしている。
今もまだレベルアップ中だ。
色々なパターンを熟知し対応出来るスキルを磨くのだ。
そしてこのAがもしK氏の隣だったらと思うと冷や汗が出る思いだ。
フィリピーナの魅力を感じる前にリタイアしてしまうだろう。
そうこれで良かったのだ!
……。
でも……次はバシルーラを使えそうな気がしてきたよ笑
そうこうしているうちに次は同伴しようとか言い始めた。
ガツガツ系だ。
今度ねと、スルーだ。
まぁでもAは人柄はともかくまずまずノリは良くて、良く笑うから適当に話す分には悪くはない。
別に顔も好みでもない、だから気を遣わず話せる。
これはこれでありか。
と時間が過ぎ退店した。
ってかK氏に奢って貰ってしまった
すみません、ご馳走様でした!
続く……