しばらく間が空いたが、一章の番外編だ。



私は2月末日から4月初旬までの短い間、Dに出会い恋をした。


私的にはとても楽しく、しかし時に切なく、まるで青春時代に戻ったかのようなひと月だった。


ほんの数回しか行ってないが、実際帰国して居なくなった時の喪失感は失恋にも似たような感覚だ。


それ故に皆さんに少しでも共感してもらいたいと思い、ブログを始めた訳だ。


私はかなり救われた。


やはり同じ様な体験や感情を持った事のある人達にしか分かり得ないものはある。


それが私はたまたまここである訳だが、コメントを頂いた方々には本当に感謝している。




本当にありがとうございますニコニコ





さて……。


まだ少しだけ物語は続く。





私は空港にてDを見送り、別れを告げた。


もう連絡は来ないだろうと、私は割り切った。




しかし、無事帰国のメッセージが届いた。


最後に立ち寄ったレストランでみんなで撮った写真と共に。


D「こんばんは。今フィリピンに到着したばかりです。とても寂しくなります。複雑な気持ちです 🥹」


この様な内容だ。


連絡が来た事はとても嬉しいが、会える訳でもない。


私もとても寂しい気持ちだ。


Dは私がゴールデンウィーク中にフィリピンに来ないの?とか聞いてきた事がある。


私の気持ちは行きたかったが、もちろんお金も掛かるしDを追っかけてそこまでしたらまた何か違う間違いが起きそうでキッパリ断った。


だから私が行く事はない。


仮にまた彼女がリクエストされ来日した時以外は現状会う機会はないのだ。




私は無事に着いて良かったよと返事をしLINEを閉じた。




二日程経つとDからLINEが来た。


今までとは違うメル友状態の不思議なやり取りだ。



D「こんにちは❤️お元気ですか??体調は大丈夫ですか??とても寂しいです🥹」


私「こんにちは😊
返事くれてありがとう。
俺は元気です。
あなたは元気ですか?ご飯はしっかり食べてますか?
俺も寂しいです、後で綺麗な桜が咲いているので写真送るね」


D「もちろん返信します❤️ 今はWi-Fiがないので返信できないこともありますが、コミュニケーションが取れるように努力します」


D「はい、お願いします。会いたいです🥹とても会いたいです。待っててください🥹」



なんか可愛いよなー目がハート


とか思いながらやり取りをした。



まぁwifi云々は実際よく分からんし、お互い毎日頻繁にやり取りする訳でもないしね。




私は翌日に綺麗な桜が写った動画を挨拶を交えて送ってみた。



動画を送るのは初めてだ。



すると



D「それはあなたの声です🥰大好きです💕」



こりゃ中々痺れる返事だ。


結構声が好きってお世辞でも嬉しいものなんだね。




D「わあ、一人で歩いてるの??私があなたの隣にいたらいいのに❤️」


D「写真ありがとう❤️でも、桜を個人的に、あなたと一緒に見るのがもっといいよ」







……。







よだれ







もうこれで満足しましたw



社交辞令でもいいです笑





そんなこんなでLINEをたまにしながらDとの連絡を取り続ける私だった。







続く……