5月8日、今年度最初の朝の読み聞かせ、低学年。

私の担当は、3年4組。

まず、導入で。
 「おはようございます!今年度最初の読み聞かせで~す。
  3年生のみんなには、朝の読み聞かせ10回を予定していま~す!
  楽しいお話を用意してくるので、今日みたいに早く座って待っていてくれると嬉しいです。」

子ども達の顔(35名ぐらい)を見ながら伝えると、うなづいたり、みんな集中してて いい感じ。

1冊目。
『よかったねネッドくん』レミー・チャーリップ/作 偕成社

   「あるひ、ネッドくんに てがみが きた。
    びっくりパーティに いらっしゃい。よかったね。」で始まるお話。

    ラッキーなこととアンラッキーなことが繰り返し起こる奇想天外な冒険もの。
    ラッキーのページは、絵がカラーで
    アンラッキーなページは、白黒になるのでとてもわかりやすい。

子ども達の反応もすごくわかりやすかった。
アンラッキーなところでは、「あーーあ。」や「えーー。」の声が。。。
ラッキーでは、ほっとした「よかったぁ。」のささやきが、ちらほら。。。
最後、「よかったね。」で、おしまい。
パチパチ。
子ども達の顔を見ると、笑顔。

奇想天外なお話でも、ちゃんとよかったねと安心して終われるのが、私は いいお話の条件だと思う。

2冊目の前に、
 「今度の日曜日は何の日か、知ってる~?」と聞いてみる。
 「母の日ーーー。」ほとんどの子どもが元気に答える。
 「そうだね。母の日が近いので、母の日のお話を次に読みま~す。」
2冊目。
『おかあさん、げんきですか。』後藤竜二/作 武田美穂/絵 ポプラ社

   「おかあさん、げんきですか。ぼくは、げんきです。
    母の日なので、てがみをかきます。」で始まるお話。

    授業でお母さんへの感謝の手紙を書くことになった、ぼく4年生。
    いいたいことをズバズバ書いていきます。
    子どもの本音が。。。母にはきびしいことが多々あって。。。
    母親が読むべき絵本かも。
  
    ※ 第12回日本絵本賞の大賞受賞(2007年)

子ども達には、このぼくと同感することが多いみたいで結構笑い声が。。。
武田さんの独特な絵もかなりインパクトあるので、絵からの笑いも。。。
最後、「ありがとう!」で、おしまい。
パチパチパチ
笑顔の子ども達に、「母の日、手紙を書いてみるのもいいかもねぇ。」と声かけすると
うなづく子ども多数。みんな 素直だねぇ。

「はい、読み聞かせ 終わりにしま~す!」
「ありがとうございましたーーー!」

それぞれみんな、いい母の日になるといいな。と心で祈りました。