のらねこ「むく」
「むく」は毛並みの良いペルシャ猫だった。
もう6年か7年前になるか、逃げ出したのか捨てられたのかは不明だが、
いつからか公園に住み付き、地域猫としての身分を確保したのだった。
無責任な飼い主により生まれたばかりの猫や犬が捨てられる事が多い現状を考えれば、
自分の意思とは関係なく不幸な運命を選択させられたというのが正しいかもしれない。
「むく」は長らく公園でボスの地位を維持していた。
あちこちに見られる傷跡は歴戦の証でもある。
毎日夜7時になると餌場にやってくる姿は堂々としたものであったが、
最近は年のせいか耳も聞こえないようで、以前の華やかさの微塵もない。
かろうじてプライドだけは守っているといった感じである。
警戒心は特に強く、人から受けたであろう虐待の傷跡は痛々しいほどで
けっしてボランティアの面々以外にはよってくる事はない。
後どれくらいであろう命、人間達に翻弄され、
猫としてのプライドをかろうじて守ってきた。
人間不信になりながらも人間の手を借りなければ生きていけない宿命を
どう感じているのか、あらためて人間の身勝手さに腹が立ってしょうがない。
冬の過ごし方
こんにちは、PUPSです![]()
立冬が過ぎ、気温も下がり、いよいよ冬がやってきますね。
今日は獣医師より冬の過ごし方の注意点をお伝えします。
寒い冬を健康に乗り切るためにはどのような点に注意したらよいでしょうか?
水分
犬の体の約60%は水分で構成されています。
冬は夏場と比べてあまり水を飲まなくなります。
特に屋内で飼育されている犬で暖房が効いている場合は要注意です。
犬はハアハアと息をして体温調節しますが、この際に水分をかなり消費しますので、
新鮮な水をいつでも飲めるように用意してあげてください。
環境
特に外で飼われている場合は犬舎の保温に気を配る必要があります。
寒さに強いとはいえ、冷たい風が直接犬の体にあたるのは体調をくずすもとになります。
屋外飼育の場合は飼主様が直接犬舎の壁に手をふれてみて、
寝床に風がふきこまないか調べてあげてください。
そしてすきまや穴から風がはいってくる場合は補修をしてあげてください。
屋内犬の場合でも、暖房がついているときと、夜間や飼主様ご不在の際に
暖房が消えている場合では寒暖の差が激しくなり、体に負担がかかります。
温度変化ができるだけ少なくなるように床ヒーターや毛布などで工夫してあげてください。
食餌
気温の高い時期に比べて食欲が増しますが、これは必要なエネルギーが増えるからです。
おおまかに考えて夏季よりも1~2割程度多くエネルギーが必要となります。
バランスの良い食餌を夏季の1~2割増しで与えていただくとよいでしょう。
運動
寒くても運動は必要です。
ついつい飼主様がおっくうになってしまうこともあるかと思いますが、
排便や排尿を屋外でしている犬にとっては特に規則的な散歩は健康維持の為には大切なこととなります。
その際には屋内と屋外の温度差が大きいので、
太陽の出ているあたたかい時間帯に散歩や運動をさせてあげる、
また老犬であればコートを着せてあげるなどの配慮が必要でしょう。
仔犬の場合は無理に外へ連れ出さずに、家のなかで遊ばせるだけで充分です。
手入れ
空気が乾燥しますので、被毛が静電気をおこし痛み易くなります。
加湿器などで調整したり、暖房していても時々新鮮な空気と入れ替えてあげることが必要です。
犬は雪遊びが好きな子が多いですが、遊んだあとは濡れた被毛をきちんと乾かしてあげてください。
シャンプーを頻繁にできなくてもできるだけ毎日ブラッシングをして、汚れや毛玉を取り除いてあげましょう。
皮膚の血行もよくなり毛ツヤがよくなります。
以上がおおまかなポイントですが、寒さに強いワンちゃんといっても、体調をくずし易い時期であります。
日頃のケアで健康チェックをしてあげてください。
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わんにゃんフェスタ2008-②
こんにちは、PUPSです![]()
先日ご紹介したわんにゃんフェスタの続きです![]()
会場では「かわさき犬・ねこ愛護ボランティア」によるしつけ方教室が行われていました。
こちらは初日に行われたセミナー形式のしつけ方教室。
インストラクターさんと愛犬の息はぴったりと合っていて、私も含め皆さん大変感心していました。
質問、相談もたくさんあり、飼い主さんの意識の高さが伺えました![]()
こちらは参加型のしつけ方教室です。
何が始まるのか・・・落ち着かぬワンコたち![]()
インストラクターさんのお手本を良く見て・・・
「しつけ方」をプロに教わる事は、これからのワンコとの生活の中で
飼い主さんにもワンコにも必ず役立つと思います![]()
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