5月22日は補助犬の日なのだそうです。

2002年5月22日「身体障害者補助犬法」が成立しました。

 

補助犬とは

盲導犬の他に

介助犬…肢体不自由のある人の日常生活動作をサポート 

聴導犬…聴覚障害のある人に生活の中の必要な音を知らせる聴導犬 

を言うそうです。

 

 

私が最近ボランティア活動をさせて頂いている介助犬協会の動画が

訓練士さんから紹介されたので

こちらにも共有したいと思います。

訓練士の方たちはまだお若く、これからの未来も頼もしいです。

 

私が盲導犬パピー育成プログラム活動をしていたアメリカのアリゾナ州は

州法で盲導犬パピーでもサービスドッグとして

色々な所に入店、入室、又は乗り物などに連れて行けました。

それだけ盲導犬パピーは1歳未満であっても

吠えたり威嚇したりせずにできる優秀さがあると言う事ですね。

本訓練に行く前から

買い物に行ったり、映画館や病院、学校、郵便局、図書館、乗り物などなど

色々な環境に慣れさせておくので

協会での本訓練は、早いパピーで半年かかりません。

Loloは盲導犬訓練に入って4か月足らずで盲導犬デビューしました。

 

日本では審査にパスした補助犬でさえも拒否されるとの事です。

 

「無理やりに仕事をさせて可哀想」と言う方もいらっしゃいますが

無理やりさせてできる仕事ではありません。

どこの協会も彼らを尊重して適性を見極めているでしょう。

補助犬になるには本当に厳選された子だけがなります。

 

 

「補助犬は可哀想」と言う方には「盲導犬廃止!」なんて声高に言うのではなく

補助犬がストレスなく、彼らの仕事を少なくできるように

周りの人間たちが障がい者の方たちのサポートをするように

啓蒙していただきたいと思います。

 

正直、私はPuppy Raiserになるまで

盲導犬の事や視覚障がい者の方たちの事など全然知りませんでした。

盲導犬(その他補助犬)が協会からの無償貸与である事や

盲導犬がどうやって信号を渡るのかとか

血統が大事で繁殖犬の選別にとても厳しい審査がある事などなど

 

私は犬が好きなので

障がい者の方たちの為というよりも

その方たちの生活を助ける補助犬の方に気持ちが行ってしまいます。

彼らがストレスなく安全に仕事が遂行できるように

訓練の制度を高められるように

微力ながらお手伝いさせて頂きたいと思います。

 

5月19日は

スカイツリータウンで

補助犬啓発イベントがあり、

介助犬協会でもデモンストレーションをするそうです。

実際に介助犬が介助しているところは見たことがないので

楽しみにしています。