この卒業式に参加した目的は
勿論、盲導犬になったLoloに会うためだったのですが
もう一つ大事な目的
Loloのパートナーになったユーザーさんに会うため
やはり
これから長い間一緒に暮らし
その人の目となって働くLoloなので
どんな方なのかお会いしたいです。
ユーザーさんはサラサラの金髪が奇麗なアラフィフの女性
お仕事は
視覚障がい者のリハビリのインストラクターなのだそうです。
生まれつきではなく途中から目が不自由になったそうで
10年以上
”盲導犬と歩く”
と言う事が常に頭にあったけど
なかなか踏ん切りがつかず
やっと今回、挑戦したのだそうです。
ずっと白杖を使ってきたので
どこかに出かける時
「白杖を持たないと」と言うのが習慣になっていて
Loloとトレーニングを始めて
「ああ、そうだ!もう白杖は要らないんだ」と気が付くそうです。
「盲導犬と歩くことがこんなに素晴らしい事なんだ」と
Loloと歩くことに満足しているようでした。
職場も視覚障碍者のリハビリテーションと言う事で
Loloへの対応も十分なようですね。
ユーザーさんとCo-Raiserさんと私
3人で話している間
はしゃいでいたけど大人しくして
そのうち寝ちゃったLolo
きれいにシャンプーしてもらったようで
とても良い毛並みでした。
色白さんが更に色白に
Co-Raiserさんはユーザーさんに
Loloと書いたリードに付けるタグと
Loloが好きだったおもちゃをプレゼント
私は迷ったのだけど
近くの和装のお店で3つで千円と言う
和風の柄の小物入れにしました。
お嬢さんがお二人いらっしゃると言うから
丁度良かったかな
それを入れる小さいバッグを100均で探したら
ちょうどBest Matchingと書いてあるバッグがありました。
Loloとユーザーさん
相性が良くないと盲導犬のお仕事はできません。
まさにBest Matchingです。
Loloに何かあげようと思ったけど用意できませんでした。
私の妹は犬の洋服を制作&販売しているので
お洋服を作ってもらって後で送ろうと思うと言ったら
「丁度洋服を探していたのよ!」とユーザーさん
メジャーを持ってくるのを忘れたので
IDなどを首にかける紐(?)を買って
それを使ってLoloの体を測りました。
ひとしきり歓談をした後は
プロのカメラマンに写真を撮ってもらいました。