この日、卒業をする盲導犬は全部で4頭でした。
それぞれのRaiserが会場に呼ばれ
卒業式の司会をした訓練士の方が
それぞれの盲導犬の訓練時のエピソードを話してくれました。
LoloはとにかくSweetだったようです(笑)
後でこの方に
Loloの心臓病に着いてお聞きしました。
Loloは繁殖犬としてRecallしたけど
軽い心臓病が見つかり盲導犬に回されたのでした。
訓練士の話によれば
全く問題がなく
ペットとして飼われていたら気が付かなかっただろうと。
ただ、繁殖には使いたくなかったので
盲導犬訓練に回したとの事でした。
これを聞くと
本当に繁殖犬の審査は厳しいと思います。
お話が終わったら
いよいよご対面です♪
4頭の盲導犬とそのユーザーさんが
それぞれ別のお部屋でRaiserを待っていました。
私はCo-Raiserさんと一緒にお部屋に入ります。
盲導犬協会から予めユーザーさんと話せるように
宿舎の電話番号を教えてもらっていたので
Co-Raiserさんは既に前の日にお電話でお話ししたそうです。
ユーザーさんはアラフィフの優しそうな女性
ご主人とお嬢さんがお二人いるそうです。
部屋に入るとハーネスを付けたLoloが一緒にいました。
半年ぶりに会うLolo
もうパピーの頃の姿はありません。
静かだけど
やっぱり私達に会えてうれしそうにするLolo
また会えて嬉しいよー!
がんばってくれてありがとうね。
ユーザーさんの話によると
Loloはスタスタと歩くのが速いのだそうです。
ユーザーさんも速めなので「丁度良い」と言っていました。
私とはお散歩したがらなかったLolo
私が繁殖犬ではなく盲導犬に回されて心配だったのは
歩くのが嫌いなのではと心配したのですが
そんな事はなかったようです。
(何だったのでしょう?あのお散歩拒否は?)
お水のそばを歩いていると
入りたそうにするのは
やはりプールの虜になったから?(笑)
同じくオレゴン州の協会にRecallされているPlantainと
遊んだのかと思ったら
犬舎が違うので会っていないのだそう。
ユーザーさんがある犬舎のそばを通たら
Loloが足を止めて気にしていたから
もしかしたらPlantainがそこにいたのかもと言っていました。
Co-RaiserさんとLoloがどんな風に育って
どんな事をしたかを話したり
ユーザーさんが2週間のトレーニング中のエピソードを話してくれました。
Loloは話している途中から
横になって
私に撫ぜられて目を閉じてリラックス
「良い子ね♪お利口さん」と日本語で褒めてあげました。
この後、記念撮影があり
軽いランチが用意されて
他3頭の盲導犬とユーザーさん達と一緒に過ごしました。
続きます・・・