私達が所属している盲導犬協会が協力して作られた
ドキュメンタリー映画
この中で
高校生の男の子が担当していたパピーがトランスファーになって
泣く泣く次のRaiserに引き渡す…というシーンがあります。
娘と一緒に観ていた時
ああ、可哀想に
ちゃんと育てられなかったのね…なんて思っていたら
まさか
自分が最初の1頭目でトランスファーになるとは思いませんでした!
Co-Raiserさんやクラブの皆さんが慰めてくれました。
「Alvinは難しい子だわよ」
「私でもうまくできなかったと思う」
「あなたのせいじゃないからね」
来た時からカミカミして腕が傷だらけになったAlvin
途中から共同飼育になったCo-Raiserさんが
「何故、初めてのRaiserにAlvinのような子を任せたのかしら?」って。
念のためにお話ししますが
Alvinはとても賢い子で良い子です。
ただ
賢過ぎて常に何かをしていなくてはいけない子
暇だと悪戯できるものはないかと探したり
あまりリラックスしない子でした。
今まで飼ってきたオーストラリアンシェパードも
賢くて悪戯も半端ではなかったので
Alvinは私にとってはそんなに苦でもなく
むしろ
教えたらすぐにマスターしたので楽しかったのですが
ハウスマナーが上手く教えられませんでした。
そんなこんなで
我が家から高速道路で2時間ほどの所にあるクラブで
もうすぐ獣医大学院を卒業するお姉さんがRaiserになって
Recallまでトレーニング中です。
先日、クラブのリーダーさんから
頑張っている様子を伺いました。
Facebookがあるので時々覗いていますが
このクラブのFacebookはあまり更新をしていないようです。
ところが
今日、Facebookに行ったら
ミーティングの様子がポストされていて
Alvinがバッチリ写っていました!
1才を過ぎて落ち着いて来たのかな?
私のところにいた時は
「何かしてやろう!」と言う隙のない顔をしていたけど
優しくてハンサムになったみたい。
3月ぐらいにRecallかな?