私は昨年から

日本の大学の通信制で勉強しています。

 

今、受講している科目の中に

  『ひとと動物の心理学』

 

と言うものがあります。

 

今週、習った内容は

 『社会化』についてです。

 

『社会化』とは『社会になれる事』

 

犬の場合の社会化期は

生後3.4週から4.5か月ごろまでだそうです。

 

その中で

生後8週目が人への社会化に最適と言われる

「絶頂期」

盲導犬パピーがPuppyRaiserの元にやって来る時期ですね。

 

 

1967年 フォックスとステルツナーの研究によると

生後間もなく親兄弟から離されると

他の犬に対して攻撃的になり

仲間との関係をうまく築けないまま成長する。

 

逆に

 

生後8週以降、他の犬との接触の機会を与えないと

他の犬に対して非社交的になり

人間に過度に依存するそうです。

 

 

1961年フリードマンらの研究によると

社会化期の終わりまでの飼い主への引き渡し、

飼い主の元で社会化を学ぶことは

飼い主や環境になじむのに重要である事

 

社会化期を過ぎた「若年期」は

新しい刺激に対して好奇心より恐怖心を持ち

 

人と生後14週まで全く接触がないと

人に対して臆病になり

慣れる事が難しく、なかなか改善されない。

 

なので

パピーウォーカーと過ごす

『社会化の絶頂期』は

その後のパピーにとって

人の社会で暮らすにはとても大事な時期です。

 

人との生活になじむためには

生後2,3週間目から人への社会化が重要との事で

盲導犬協会ではスタッフと遊ぶ様子が動画で見る事が出来ます。

 

 

「三つ子の魂百まで」と言いますが

犬の場合、

生後4,5か月までの人や動物との出来事や出会いが

その犬の一生を規定

 

パピーがPuppyRaiserの元に来る時は

『社会化』の絶頂期

それから数か月でこの『社会化期』が終わるのなら

パピーが来てからではなく

パピーが来る前からいろいろなことを学んで

心構えをしておかないといけませんね。

 

 

今週末もPuppy Kindergartenと

Puppy Classがあるので

しっかりと学んできます!