盲導犬に関しては

新参者なので

間違えていたら教えて下さいね。

 

日本とアメリカとでは

盲導犬の育成&訓練に

いろいろと違いがあるようです。

 

繁殖犬から生まれた盲導犬パピーは

生後8週間(二か月)目で

パピーウォーカ(日)

Puppy Raiser(米)の元にやってくるのは同じです。

 

ただ、日本では

パピーウォーカーの所で1歳までのようです。

 

私が参加している

Guide dog for the blinedでは

1歳以上になってもPuppy Raiserの所にいます。

先日のクラスに来ていた子は15か月だと言っていました。

「もうすぐ訓練所に呼ばれる(Recall)」と言っていました。

 

そして

 

決定的な違いは

日本では1年をかけて訓練するそうですが

Guide dog for the blinedでは

  たった3か月!

 

 

この違いはどういう事?

 

 

新参者の推測ですが…

 

1.盲導犬パピーに対する理解

アメリカは盲導犬パピーに対しても融通を利かせてくれます。

ほとんどのお店や公共施設、交通機関を利用する事が出来ます。

ところが

日本の場合は、まだまだ理解が薄いようです。

アメリカの盲導犬パピーは

本訓練に入る前にいろんな社会性を身につける事が出来ます。

 

2.盲導犬の社会環境

アメリカと一言で言っても

いろんな環境があるので

あくまでも私の周りではという話で…

 

アメリカは車社会なので歩行するというのが

日本のユーザーの方より少ないと思います。

私の住まいの周辺で言うと

歩行者が歩くような道ではないです。

横断歩道で人が歩いているのは滅多にいません。

 

日本の道のように狭くて

通行人や自転車などが多い中を

歩かなくてはいけないという状況が

少ないのではないかなと思います。

 

障害物が圧倒的に少ない

 

そう推測しますが

NYのマンハッタンとか

シカゴのダウンタウンなどは

やはり日本並みに大変なのかも知れませんね。

 

 

3.犬に慣れている

アメリカの家庭には

犬を飼っている家がとても多い気がします。

私のご近所さんも

犬がいたり、飼っていた経験のある方ばかり

また

以前の日本は大型犬を外につないで飼っていましたが

アメリカでは家の中で自由に暮らしてきたので

レストランや公共の交通機関に犬がいても

あまり抵抗がないのかも知れません

 

 

4.トレーニングの回数

日本は盲導犬センターに月に一回程度のトレーニングでしょうか。

 

私の所属しているところは

最低、月二回

 

経験豊富なリーダーやボランティアの方々が

指導して下さるので

半日かかる盲導犬センターまで行く事なく

近くでトレーニングを受ける事が出来き

何かあるとすぐに連絡できます。

 

6月は定例ミーティング2回

Puppy Class 1回 でした。

 

たった1,2回の違いですが

1年となるとかなり違いますね。

 

 

それにしても

たった3か月の本格的訓練

 

いかに

Puppy Raiserの責任が重大かと

考えてしまいました。