スクールカウンセラーさんのカウンセリングに行ってきました。

今回初めて息子も一緒に行きました。



机の整理や授業の準備・片付けはカウンセラーさんの指示の元、担任の先生に協力してもらい息子専用の形態を取るようになり改善。

机がごちゃごちゃになりにくく、物を落としまくらなくなりました。

課題も出来るようになってきたと(家で楽になってきたのとリンクしている)。

授業態度もムラはあるものの集中する日はしっかりやるようになりました。


その報告と今後の方針について相談しました。




・今の配慮が合っており、年度が変わり新しいクラス、担任になっても継続が必要。

先生にその旨伝えて欲しい。


・この子は放置出来ない、苦手の練習が必要な子。

本当は一番良いのは放課後デイで苦手の練習をすること。

でも療育を受けるにはある程度以上の特性の強さが必要で、この子は様子を見ていてもそこまでではない感じ。

放課後デイに入るのはおそらく難しい気がする。

ただし、普通の子と同じようにしているだけで成長出来る子ではない。

今のようにスクールカウンセリングを受けながら自宅と学校で練習をしていくのが妥当だと思う。


・もし親だけで対応するのが大変ならば、心理士を育てる大学で心理士の卵の練習台になる手もある。

(診断がつかなくても可能)


・打てば響くタイプという感じだが、もしも何をしても変化がない場合はADHDの薬を飲むのが良い。



・息子の書きの苦手さについて

目はちゃんとついていっている。

思考のスピードより早いスピードで手を動かしてしまっているため、書き間違いが多い。

しっかり言語化してから書く練習が必要。



・お母さんがお子さんの性質、苦手なことや出来ることをよく分かっているため、お母さん目線で出来ないと思うことを家庭で練習すると良い。




練習内容の例


・発声の不明瞭さや食事の噛み方の問題

→スルメを噛む、ストローを吹く


・話す練習

→喋る練習というより、話を聞く練習


・片付ける練習

→手順をしっかり、場数を積み慣れる


・姿勢のグニャグニャしやすさ

(既にかなり改善している)

→体幹を鍛える運動


・書く練習

姿勢を保ち手をコントロールする練習→縄跳び、特に後ろ回しを手のスナップを効かせて飛ぶこと

思考や言語化のスピードと書くスピードを一致させる練習

→書きたいことを話してから書く、声に出しながら書く

言語化を早める練習

→しりとり等言葉遊び


・他にやると良いと言われたこと

押し合いっこ(瞬発的に手に力をいれ脱力するコントロール)

マット運動、前転



全般的に、運動や昔ながらの遊びが発達に良い。

習い事のスポーツ教室は長く続けた方が良いとのこと。



星星星星星



お母さんがお子さんの細かいことに感性豊かによく気づいていますが、何か思い当たることは?と聞かれて

「私も息子と同じで発達特性があるからです」

と答えてしまったw笑い泣き

そこから私自身のことも軽く話しましたが、息子は私とはまた違うタイプとのこと。


私は思考は早く、その言語化や口を動かすこととの連携が上手くいかないタイプ(それを経験の蓄積で上手く出来るようになっている)


対して息子は思考自体が遅いだろう、そのため手が空回ってしまって誤字が多くなっているとのこと。


ほんの1時間、ノートを見せたり絵を描いているところを見せたりするだけでここまで分かるんだなぁ。

(先生は最初にサラッと「これで絵でも描いてみる?」と息子に珍しい筆記具を渡して描かせていましたが多分息子の様子を観察していたんだな)



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「今までグレーな感じで来ちゃったんですね…」

と言われる。

実際今でも、療育を受けるにはちょっと特性が足りず、でも療育的なことをしないと改善出来ないという絶妙なラインにいるっぽい……アセアセ

療育も公費でやっていることで予算がある中どこかで区切りをつけて対象を絞らないといけないですからね。。

それでも今はこうして学校にカウンセラーさんが来てくれて、無料(というか税金)でカウンセリングを受けられるというのは本当にありがたいことですおねがい


この先生が的確で、さすがプロだと思いました。

一年生のうちからずっと同じような困難を抱えていたんだから、もっと早く相談すれば良かった悲しい

来年度も同じ先生がこの学校に継続出来るかはまだ不明とのことで、変わらないといいなぁ。。